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トライアングラー 1 nbkj+dt ページ38

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『カシャッ』


シャッターを切る音?

俺は少し陰になった大学の構内のベンチでうたた寝をしていたようだ。



目をあけるとそこに見えたのはカメラを持った男。


「勝手に写すな。」


「あ、ゴメン。つい撮ってしまったわ。
気になるなら消そうか?でも、もったいないわ、すごい絵になってたから。」


関西弁?


その男は、さっき俺を撮ったであろう俺の画像を見ていった。

ほらっとばかりに画像を見せてくる。

写真のこととかちっともわからないが、光の入り具合とか構図とか悪くない気がする。


その男がすごい残念そうな顔をするものだからつい、


「消さなくてもいい。でも、勝手に写真はもう撮るなよ。」


「えっ、ホンマ?嬉しいわ。ありがとう。」


彼はカメラをじっと握って嬉しそうに笑った。

笑うと人なっこい印象になった。


「あ、俺時間やわ、行かなきゃ。じゃあね、渡辺くん。」


彼は時計を見ると慌てて行ってしまった。



俺の名前?


もしかして会ったことあるヤツなのか?

俺には覚えがない。


あっちが俺のこと知ってるだけの可能性もあるか。

ちょっと話しただけなのに、もう一度彼に会いたいと思う自分がいた。











さっきの授業は休校だったのでまったりしていたが、次は講義入っていたので教室に向かった。

後ろの方に陣取って座る。





顔だけ知っている女達が俺に話しかけてきた。


「ねー、ここいい?」


「勝手にすれば?」


「じゃあ、私はこっちー。」


俺の言葉に女たちが俺の両隣に座ろうとした。


その時、1人の男が前の方に座るのが見えた。

あの格好・・・。さっきの彼の格好に似ている気がする。


「あいつ、知っている?」


「ん、あのオレンジのシャツの子? 確か向井くんだったと思うけど。」


「下は康二だったと思うよ。すごい大人しいから目立たないよね。」


やっぱりあいつだ。


俺は荷物を持つとその場から去った。



さっきの女どもがわーわー言う声が聞こえたが知ったことじゃない。


俺は前の方に向かった。










獣の檻〜の続きがなかなか書き出せないので前書いたのをあげておきます。
仕事でバタバタ&体調があまりよくない日が続いててなかなか妄想が捗らない状況です。
これをあげたらしばらく潜るかもしれません。
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まや(プロフ) - YUKIさん» コメントありがとうです。はーい、次新しい話書く時にでもまた作ろうと思ってます!がんばりまーす♪ (9月23日 21時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - 短編集、めっちゃ楽しみにしてますね🎵笑 (9月23日 20時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ゆいさん» シュチュにあまり添えてないかなと心配してたのですが可愛いと言っていただきよかったです(*^^*)こちらこそリクエストしていただきありがとうございました! (8月28日 21時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - リクエスト応えて頂きありがとうございました! 甘々ラブラブなのに無自覚ないわこじ可愛くて笑 ありがとうございました! (8月28日 8時) (レス) @page37 id: c6e2fc15fc (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ゆいさん» 遅くなりましたがリク仕上がりましたー!遅くなったのでここで報告してみたりwww (8月27日 22時) (レス) id: 3bd2d23b1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作成日時:2023年7月23日 15時

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