2 ページ33
.
「康二、どうしたー?」
めっちゃ笑顔で俺に、話しかけてきた。
ヤバい、と思ったらさっくんは俺の横に座った。
さっきまでさっくんのこと考えてたし余計にドキドキする。
「康二、なんか元気なくない?悩み事あるなら佐久間さんに相談するといいよ。」
なんかさっきもそんなこと言われた気がする。
「悩みなんてないで。俺元気なさそうにみえる?」
「さっきも何か考えてるみたいだったから、何か悩んでんのかなー?って。」
さっくんは俺の顔を覗き込むようにしながら頭を撫でている。
キュンって胸がいった気がする。
やばい、俺顔赤くなっている気がする。
見られたくなくて顔を背けた。
「康二俺を避けてない?佐久間さんなんかした?」
慌ててさっくんを見ると悲しそうな顔をしていた。
あ、俺最近さっくんにくっつかないようにしてたんだ・・・。
それをさっくん気にしてた?
「違うんや。さっくんを避けてるんやなくて・・・。」
なんて言えばええんやろ。
「康二無理しなくていいよ。」
「無理やない。なんて言えばいいかわからんからぶっちゃけるわ。
最近、さっくんと一緒だと変になるんや。だからくっつかないようにしてたんや。」
さっくんの顔が?って顔してる。
「ん、康二意味わかんないんだけど変になるってどういうこと?」
もう、ええわ。全部言ってやるわ。
それでもさっくんなら俺のこと見下したりはせんはずや。
「さっくんが気になって仕方ないんや。自分でもよくわからんけど、さっくんに抱きつかれたりするとドキドキするんや。」
「えっ、それって俺を意識してるってこと?」
なんかさっくんのテンションが上がった気がするんだけど。
「そうやと、思う。」
「マジか!やった!」
さっくんにギュッと抱き締められた。
え、どういうこと?
「俺ね、康二のこと大好きだよ。」
耳元でやたらとイケメンボイスで言われた。
え、好き?
顔が真っ赤になっているであろうことがわかる。
「顔が真っ赤、かわいい。」
やたら嬉しそうなさっくん。
.
300人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まや(プロフ) - YUKIさん» コメントありがとうです。はーい、次新しい話書く時にでもまた作ろうと思ってます!がんばりまーす♪ (9月23日 21時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - 短編集、めっちゃ楽しみにしてますね🎵笑 (9月23日 20時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ゆいさん» シュチュにあまり添えてないかなと心配してたのですが可愛いと言っていただきよかったです(*^^*)こちらこそリクエストしていただきありがとうございました! (8月28日 21時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - リクエスト応えて頂きありがとうございました! 甘々ラブラブなのに無自覚ないわこじ可愛くて笑 ありがとうございました! (8月28日 8時) (レス) @page37 id: c6e2fc15fc (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ゆいさん» 遅くなりましたがリク仕上がりましたー!遅くなったのでここで報告してみたりwww (8月27日 22時) (レス) id: 3bd2d23b1f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まや | 作成日時:2023年7月23日 15時