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思わず見せられない顔をしている自分に気づき顔を背ける。


佐久間君と目が合った。

うわー、しっかり見られた。恥ずかしすぎる・・・・。



康二がまだプンプンしているから声をかけた


「バカにしてとかそういうわけじゃないから。」

「じゃあどういうつもりなのよ。」

「秘密、絶対言わない。」


「もう、教えてくれてええのに。

まぁ、ええわ。」


康二はパンケーキを小さく分けると俺にフォークを差し出した。


「めめ、あーん。」


恥ずかしかったが食べないことには納得しないだろうから、生クリームがたっぷり乗ったパンケーキを食べた。


「美味しい?」

「うまい。」


やっぱりなんてことない、たぶん冷凍のパンケーキだろうけど。


「めめ、ほっぺに生クリームついとるで。」


康二はそう言って俺の頬についた生クリームを指で掬い取るとそれをぺろりと舐めた。

嘗めとった唇が舌がすごく色っぽく見えた。


「康二!?」

「めめ、真っ赤やで。俺まで照れてまうわ。」

「あーん、とか恥ずかしいんだよ。
康二も味わえ。」


康二よりも大きめにパンケーキを分けるとフォークに指して康二に差し出した。

康二はなんとかそれを食べた。


「めめ、大きすぎやわ。
パンケーキをお勧めしといてなんやけどそんな旨いもんでもないな。」

「ここならこんなもんだろ。
康二もクリームついてるぞ。」


俺は唇の端についたクリームを嘗めとった。


「うわー、めめ何すんねん。」


俺が嘗めたとこを押さえて康二が騒いでいる。

俺ばっかりがドキドキしているみたいでちょっと癪だったからスッキリした。


「クリームがついてたから嘗めただけだ。」


「メイドに触っちゃアカンのよ。」


「触ってはいないぞ。嘗めただけ。」


「そういうのを屁理屈って言うんやで。」


「じゃあ、俺はどこまで康二にしていいの?」


俺は康二の肩を抱いた。


「このくらいはええかな。」


「これは?」


康二の膝に手を置いた。


「なんかめめの触り方やらしくない?」


「じゃあこれはダメかな?」


俺は康二の顎を固定して康二の唇に自分のそれを近づけた。



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まや(プロフ) - YUKIさん» コメントありがとうです。はーい、次新しい話書く時にでもまた作ろうと思ってます!がんばりまーす♪ (9月23日 21時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
YUKI(プロフ) - 短編集、めっちゃ楽しみにしてますね🎵笑 (9月23日 20時) (レス) id: ee9071f647 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ゆいさん» シュチュにあまり添えてないかなと心配してたのですが可愛いと言っていただきよかったです(*^^*)こちらこそリクエストしていただきありがとうございました! (8月28日 21時) (レス) id: c3465cba05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - リクエスト応えて頂きありがとうございました! 甘々ラブラブなのに無自覚ないわこじ可愛くて笑 ありがとうございました! (8月28日 8時) (レス) @page37 id: c6e2fc15fc (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - ゆいさん» 遅くなりましたがリク仕上がりましたー!遅くなったのでここで報告してみたりwww (8月27日 22時) (レス) id: 3bd2d23b1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まや | 作成日時:2023年7月23日 15時

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