sweet orange

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翔太はちょっと悩んだ後、康二の頭を肩から落とした。


反対側に倒したつもりが勢い余って康二の頭がソファーの角にぶつかった。


「痛っ。気持ちよう寝てたのに・・・。」


康二が恨めし気に呟く。


「お前寝ぼけて頭ぶつけんなよ。」


自分がしたことなのにしれっと翔太は言った。


「元はと言えばしょっぴーが肩貸してくれないからやん。」


康二が拗ねたように言った。


「なんで俺が康二に肩貸さなきゃいけないんだよ。」


翔太は康二が気づいていないことにホッとする。

ふと、他のメンバーを見ると佐久間がにやりと笑った。


「佐久間さんは見ちゃったんだよね。翔太はほんと素直じゃないねぇ。」


「なんの話だよ。意味わかんねぇ。」


一番最初に戻ってきた佐久間は翔太が康二に肩を貸してたのもそこから落としたのも見えたのだ。


「え、何の話なの？」


康二は佐久間と翔太のやり取りをみて不思議そうな顔をしている。


「なんでもねぇよ。眠いんだったらもう一回寝ろよ。肩は貸さないけど。」


「ええもん。違う人に借りるからええし。」



康二はそういうと他のメンバーの元に行ってしまった。





阿部に寄りかかる康二を見て、翔太はついため息をついてしまった。


肩をポンポンと慰めるように叩かれその相手を見ると佐久間がにやにや笑っていた。












おしまい







またもやちょっとだけ字数足りず二つに分けました。
この字数もうちょっとだけ多ければいいのに・・・・。


この話まだあげてないですよね？
あげた気になってたけど見てみたらなかったので。
もしあげてたらもうあるよって突っ込んでくださると嬉しいですｗｗ
題名は某アニメのEDからです笑


次はリクエストのあべこじあげれたらいいなぁ。

俺は君のモノ　1　リクエスト　abkj→←ゴメンね、素直じゃなくって　1　nb＋kj

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