[鬼滅の刃]鬼滅男子の短編集。

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炭治郎side



『う〜！ぜーぜっ！ギュー！』

善「……ﾌﾞｼｬｯ」

炭「善逸！？！？」



善逸が鼻血を出して倒れてしまった。

それもそのはず、陸奥花さんが善逸に抱きついたからだ。


小さくても陸奥花さんは美人なんだなぁ……

と、善逸を見ながらつくづく思う。


俺だって陸奥花さんに憧れていた

善逸だけずるいなぁ…と、心の中では思っている


でも俺は長男だ。我慢しなきゃならない。



『にっ、にぃに？ぜーぜ、だいじょぶ？』



鼻血を出しながら倒れている善逸を心配し

俺に声をかけてきた。


善逸はあれが通常だということも忘れているのか…



炭「うん、あのお兄ちゃんは大丈夫だぞ！
起きるまで俺と遊ぼうな！」


『うゆ！遊ぶ！』



抱っこしてあげると、嬉しそうに笑顔を零す陸奥花さん


ずっとこのままなら、陸奥花さんの近くに行けるのに
俺の方が立場が上なのに


好きな人よりも立場が上でありたい


男なら誰でもそう思うはず。


でも俺の方が年下で
階級もはるか下だ。

俺と陸奥花さんが同じ立場に経つことも難しいのに……



伊「おい権八郎、俺にもよこせ！」


炭「っあ、おい伊之助！」





……伊之助side……



何となく、陸奥花が小さくなった時に感じた


ホワホワじゃねぇけど……

なんだろうな、この感じ


よく分かんなくて少し怖かったから、近づけなかった


でも紋一と健八郎が陸奥花と仲良くしてるの見て、無性に腹が立った


だからアイツを奪ってやった



剣八郎が「もっと優しくしろ！陸奥花さんなんだぞ！物じゃない！」

とか怒ってきやがったけど、無視した


肝心の陸奥花は、俺の事を不思議そうに見つめていた


『…？それ、かーいー！
あたしも、被う！』


陸奥花は俺の猪頭を指さしながら言った


伊「これか？別にいいけど…」

ｶﾎﾟﾂ


被せてやると、陸奥花はすごく嬉しそうに笑った


……クソ、なんだよ調子狂う


善「……!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!
陸奥花ちゃん！！！もう俺と結婚しよう！ね、ね！！」



いきなり紋一が起き、叫び出した

うるせぇ奴だな←


そして紋一が陸奥花に抱きつこうと来た時、陸奥花が煙に飲み込まれた


……なんだ…？



『……善逸……？』


善「…え？あっ」



いつの間にか元の陸奥花に戻っていた

そしてどす黒い笑みで



『…( ^ω^)ﾆｺｯ』


善逸を殺りに行ってた


これ、小さい陸奥花の方がいいじゃねぇか……

と思いしった1日だった

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