15係の事件簿

▽ ページ4

A 「戻りました」



森田 「お帰り。デスクに置いてるよ」



A 「ありがとう」



森田 「いいえ。」




いたって変わりのない本だ。



A 「吸血鬼か…」




森田 「快楽殺人かな」



A 「分からない。まだ断定できない」



森田 「捜査一課のみなさんも行き詰まってた。」



A 「謎が多すぎる」









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安井 「会議始めるよ」



A 「防犯カメラには不自然な点はないけどあの大きい倉庫なのにカメラが一台しかなかった」



顕嵐 「死角が多すぎるじゃん」



A 「そーゆうこと」



森田 「被害者は前田勇人。35歳。妻子がおり、この会社の会計士。中央図書館の近くのマンションに住んでいて中央図書館によくいくらしいよ。」



廉 「聞き込みでもいっている人が多々いた。成績優秀でミスがないって」



顕嵐 「ご近所付き合いもよく息子の面倒をよく見てるいいお父さんと言われてました。会社での交友関係は、あまりなく静かな人だって」



長妻 「科捜研では、現場から指紋は出なくて凶器も見つかってないってさ
科捜研の見立てでは巧妙な手口を練っていたかもって」



安井 「司法解剖ではやっぱり出血死。でも注射のあとがあったからやっぱり抜かれてる。あと死亡推定時刻は午後１１時〜12時の間」



北斗 「このパソコン海外のサーバーを経由していたため出所が分からなかった」



京本 「こいつの会社は最近右肩下がりの会社でリストラも多くやめた人が多かった。でもこいつはブラックリストにも乗ってなかった。あと利益を水増ししているんじゃないかって株主が言ってた」




安井 「引き続きよろしく！」



７人 「了解」



安井 「解散！」









A 「中央図書館行ってきまーす。」



安井「了解。美勇人！会議した内容まとめて資料にしといて。あとは各自よろしく！」



６人 「了解」



廉 顕嵐 「聞き込み行ってきまーす」



長妻 「じゃあ奥さんあたってくる」



廉 顕嵐 「はいよ」



北斗 「パソコンまだ調べてくる」



京本 「会社調べてくる」



安井 「俺は現場行ってくるわ。美勇人よろしく」



森田 「了解」

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