【ONEPIECE】Sweet temptation

＊storyseven＊ ページ8

「これが私よ、どう？」




ハイヒールの高い音が工場に響き渡り、
２人の距離は次第に縮まる。



マルコ「…ｸｿｯ」


くしゃくしゃと頭をかみむしりため息をつく。


「動揺してるの隠してるみたいだけど、全然隠しきれてないわよ？」


男の後ろの壁に手を突き、
顔を近づける。


マルコ「…」


マルコ「こうやってサッチに近づいたのか」


「そうね…」



そして工場に甘い音が響き渡る



「すこしくらいいいでしょ…？」

マルコの足をいやらしくなぞる


マルコ「ﾁｯ・・・」


ﾄﾞｻｯ



男の上にまたがり角度を変えて何度も口づけをした


「ん・・・っ」




マルコも足に手を添え、
Aの上にまたがる


「きゃっ」


マルコも同様に角度を変えて何度も口づけをする



カチャッ


Aの拳銃はマルコの手の内にあった


「な・・・っ」

マルコ「隠してたのか」

マルコは太ももに隠していた拳銃を奪っていたのだ


「はあ・・・」

「あなたの事ちょっと、なめてたわ。」


そういってAの上から降りる


マルコ「そうかよぃ」




「Aよ。また会いましょう」


マルコ「俺ぁマルコだ」



ｺﾂｺﾂｯ



工場から出てすぐそばに愛用のバイクがあった。






「面白そうな海賊さんね・・・」




そう呟き暗がりの道にバイクの音だけが消えて行った。

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