【ONEPIECE】Sweet temptation

＊storythirtyseven＊ ページ36

島に降りると、そこらじゅうに海軍がいた。
このタイミングを狙って海賊共を狙おうってか。


海軍は、まだ存在に気づいておらずスンナリと街へ入れた。

きっと、あの女もここを通るだろう。
そう確信し、周りに視線をやる。

しばらく歩いていると。
壁と壁の間の路地裏からフードをかぶった女が通路を見ていた。
見た目からして１０代前半ほどなのだろう。

様子から見て誰かを探しているのだろう。
キョロキョロと辺りを見渡していた。







突然女は顔を変えて一定の方向へ走り出した。


少女の元には一人の女、


女の顔を見てハッとする。


見つけた、、、、、


紛れもないあの女。


少女は、女に耳打ちすると
密かに島の地図を手渡した。



少女があの女の元から離れた後、誰にもバレないように裏路地へ連れ出した。


女「きゃっ、、、！」

女の口元を手で塞ぎ、壁に突き放す。

ロー「でけえ声だしてんじゃねえよ、じゃねえと此処でお前を殺す」


女はコクコクと頷いて泣き顔を見せる。


ロー「さっきの女に何を話した」


女「ぇ…っ」


女は黙って下を向く。

女「それはっ……っ」


ロー「早く言え、」


言わねえと殺す。


女「ひっ…！！」


女はガクガクと震えながら話し始める。


女「…、島外れの……っ、小さな町、です…」


女「南に日が登る時、鳳凰は現れると伝えました、、、、、」

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