【ONEPIECE】Sweet temptation

＊storytwentytwo＊ ページ21

「・・・なっ・・・なに」


キッド「お前、女盗賊だろ」


「！」



バレた。


少し、行動しすぎたかも。


バレないようにもっと慎重にいけばよかったかも。



いや、もし隠しても無駄な行動かもしれない。

こいつに“嘘”なんて聞かない。
眼を見れば分かる。



こいつは


本気だ。




「それなら、どうして女盗賊の私を買ったの」


キッド「？」



「女盗賊ってわかってたなら、踊り子じゃないんだって事気づくでしょ」



キッド「そうだな、」


キッド「奴 隷の女盗賊がうちの船で踊り子をしてたら笑えるだろ」


キッド「そうなったら、お前は笑いものだな」


「ｯ！？」


キッド「はっ、冗談だよ」


「なっ・・・っ」


キッド「まぁ、俺はお前がただ面白かったから買っただけだ」



そう告げると、キッドは舞台裏の個室から出て行った。

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