【ONEPIECE】Sweet temptation

＊storyeighteen＊ ページ17

オークション開始約１５分前




Aはオークション会場にダンスの踊り子として侵入していた。




近くにいる人達、

いや、オークションにかけられる人達はそれぞれ泣いていたり震えていたり怯えていたりしていた。



人魚「売られるのはやだよぉ・・・・っ」



女の子の人魚、まだ８歳ほどだろう。


女の子は泣きながらぐずりだす。



昔の私みたいに―――・・・






肌を多く露出させている服を着て、時間が流れるのをを待っていた。


首に爆弾が仕掛けられているのであまり可笑しな行動はとれない


イスに腰掛け天井を眺める。



あぁ・・・

今から売られる人はどんな気持ちなんだろう。



恐いのかな・・・





男「おい、お前出て来い」


女の子「ひゃっ！！」


男「モタモタするな早く出て来い！！！」


女の子「いやっ！！！いやだぁ・・・やだよおおお！！助けてぇっ！お母さん！！お父さん！！！」



男「ふんっ、無駄だな。お前はもう売られたんだ！」


男「一生奴 隷として暮らすんだな」


女の子「やだぁぁぁっ、やだよぉおお！！！！うええええんっ！！」


男「大人しくしろ！！！」


バシィインッ！！！


女の子「きゃっ！！」


男は女の子の頬を叩く。
女の子は衝撃で地面へ倒れ掛かる。


女の子「ｳｯ・・ウウッ・・・・・」


近くにいた売られる人は震えながらつぶやく。


海賊の男「俺も・・・俺もっ・・ああやって、売られるんだ・・・・」



私は無意識のうちに、男に声をかけた。



「ねぇ、」


男２人はこちらを振り向く


男「なんだ！！お前の話を聞く暇なんk！！？////」


「そう？現にいま私と話してるじゃない」


男「ｯ・・・！？/////」


女の子「お姉ｯ・・・・ちゃん・・？」


「その子より先に、私を売ってくれない？」


男２人「！？」


男「いっ・・・いいだろう連れていけっ！！！」



後ろにいた３人が腕を引っ張り会場の裏へ連れて行く。







そこからはかすかだが、会場の席が眺められる。

きっと約５０万人はいる会場の人数



「・・・・、」


スタッフが男に声をかける。


男「おい、そいつを連れて来い」


男「はい」



「ｸｽｯ、楽しみね」

さぁ、私は誰に買われるか。


まぁ、どうせ天竜人だろうけど・・・・

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