【ONEPIECE】Sweet temptation

＊storyten＊ ページ11

エース「お前のせいでウチの船員の様子が可笑しくなったんだよ！お前せいだろ！！」


男は怒鳴り声をあげる。
怒っているようだけど、気持ちを隠しているような言葉にも聞こえた。

彼の頬に手を添えて微笑む。


エース「なっ…///」

「んもうっ、そんなに怒らないでよ。ね？」



男は照れ隠しをしながら手を払いのける。


エース「うっぅううっうるせぇ！！///」


エース「大体お前は何が目的で俺らに近寄った！！」


「目的…？」


“目的”なんてない。
“目的”なんて知らない。
“目的”なんて…



キミに目的なんて必要ないよ。
キミには何も必要ない。



＿＿＿キミは目的なんて【作ってはいけない。】

キミは、その身体とお金だけで十分だ。
分かったらもっと僕を楽しませてくれ？

もっとキミの身体を教えてくれ？

もっとキミの事が知りたい。




＿＿＿キミノシアワセハボクノフコウダ



男を睨みつけ、心を落ち着かせる。


「私に目的なんてない。あるのは財宝だけ。」


エース「はぁ？何言ってんだよお前、財宝以外にも大切な物なんて沢山あんだろ？」




男の声が頭に響く。



「だ・・まれｯ・・・・」


カチャッ

頭痛を抑えながら震えた手で太腿にある拳銃をつかむ。




そして
無意識のうちに彼に拳銃を向けていた。




「だまれっ・・・っ！！！！！」


エース「おい落ち着けよお前！！！」



ﾄﾞｻｯ



そしていつのまにか意識を失い男にに倒れ掛かった、

エース「！おっおい！！」

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