【ONEPIECE】temptation of love (ページ40)

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＊storyseventynine＊ページ40

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ﾄﾞｻｯ

手に持っていた箱を床に降ろす
重い箱の中には複数の束、Aの言っていたものが入っていた。

ボンクレー「はぁ、、、いったいどうなってるのよ」

ボンクレー「こんなに重たいものをなんであの子は欲しがるのかしら」

部屋を見渡すと一面に箱が広がっている
全てボンクレーが運んだもの

ボンクレー「ms．バレンタインもあの日から様子がおかしいみたいだし…」

ボンクレー「ま、社長に歯向かったからだけどね」

っていうか、Aがms．バレンタインに頼んだことを私にやらせるなんて

ボンクレー「最近の女の子ってやつは！！」

ms．マンデー「mr．２、ここに置いておくわね」

ボンクレー「あぁ、そこでいいわ。」

ms．マンデー「これで全部かしら」

ボンクレー「ええ、もう終わりよ」

ms．マンデー「これ、何なのでしょうか・・・」

ボンクレー「資料の集まり、ね」

ms．マンデー「資料？」

ボンクレー「ええ、きっと海軍とかウチのものね」

ms．マンデー「資料なんか集めて何をしようって考えてるのかしら」

ボンクレー「情報を集めようってんじゃないの。まぁ、あの子の考えてることなんだからなにかあるのよ」

ms．マンデー「・・・」

ボンクレー「？どうしたのよ？」

ms．マンデー「いえ、ms．バレンタインの事で・・・」

ms．マンデー「ms．バレンタイン、ずっとAのこと目の敵にしてて・・・」

ボンクレー「・・・、そういうことね」

ms．マンデー「この駆け引きで本当にAが勝ったらって思うと・・・」

いつまでもｳｼﾞｳｼﾞしているms．マンデー、

ボンクレー「いつまでそうしてるつもりよ、ms．マンデー」

ボンクレー「賭けは賭けじゃない」

ms．マンデー「でっ、でもっ…、」

ボンクレー「もう始まってるのよ。」

ms．マンデー「始まってるって・・・？」

ボンクレー「そんなの決まってるじゃない。」

ボンクレー「“愛という言葉の罠に縛り付けるAの抵抗”」

ボンクレー「Aなりの政府への反抗の仕方ってことね。」

やっぱり、あの子は恐ろしいほど美しい
誰もが求める少女に、誰もが求める才能

そして、自分の罠にかかったとはしらず、空っぽになった人々に優しく詰め寄り一気に叩き落とす。

誘惑の虜にかかった材料達・・・。

その姿は将に優雅に舞う蝶のような素晴らしき人材。

誘惑の未亡人