【ONEPIECE】temptation of love (ページ35)

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＊storyseventyfour＊ページ35

そんな事をボーと思い出していると、突然扉の外から声がかかる。

警備「ミホークを連れて参りました」

侯爵「入りたまえ」

扉を開けた警備の後ろにいたのは紛れもないあの男。

「鷹の目のミホーク…」

侯爵「おお！ミホーク、久しいな」

ミホークは深くソファーに腰掛け脚を組む。

ミホーク「そうだな」

侯爵「さ、飲め飲め」

ミホークは、出されたワインに手をかける

侯爵はミホークの機嫌をとるかのようにべた褒めしだす。

ミホークのあれがいいとか、あれが素晴らしいとか。

侯爵の隣から立ち上がり、新しいワインをつくる
カランカランと氷がぶつかり合う小さな音の木霊…

この企業にミホークが関わっている事を、伝えようと小さなポケットに手をかける

ミホーク「…、久しぶりだなA」

「！？」

びくんと背中ぎ跳ね上がる。
気づかれた…

侯爵「知っているのか！」

ミホークはそれに答えず、残っているワインに手を伸ばす。

ミホーク「それなら…、」

侯爵「なんだ？」

ミホーク「あの娘と一晩で、貿易を交わそう」

「っ！？」

侯爵「お…お安い御用さ…」

.

.

.

侯爵「本当に、貿易をしてくれるのか！…？」

侯爵はまだ気が向かないとでも言う様に、ミホークに何度も確認する。

侯爵「信じて良いのだな！！」

ミホーク「…貴様は、何が言いたい」

ミホーク「今までお前は私の言う事を聞いて権利を打破したことがあるか」

侯爵「ぐぅっ……」

侯爵は気に食わない事を付かれたように、苦しい声を出す。

ミホーク「貿易の為にやる事は分かってるだろ」

侯爵「そ…それは、…」

ミホークはAの腕を引き側の部屋に連れて行く。