【ONEPIECE】temptation of love (ページ31)

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＊storyseventy＊ページ31

貴族の男、侯爵が階段を降り広間へ出ると女達が感性の声を上げ男に近づく

女「きゃぁぁ！！！侯爵様！！」

女「侯爵様だわっ！！」

女「素敵ぃ…っ」

侯爵と呼ばれる男は部下を引き連れ女を物色する。

侯爵「ふんっ、金に眩む豚女達め…」

部下「どうしますか。ここの女達をどかせますか」

侯爵「あぁ、そうしておけ。」

部下「はっ」

侯爵の男に言われ、
数人の部下は周りの女を雑に追い払う。

女「きゃっ！」

女「いた…っ」

侯爵「ふん、下品な女達だな」

召使い「全くです」

侯爵の後ろで、高笑いしているのは召使いと思われる男、

先程の女達を見下しあざ笑う。

召使い「まさか、貴方達貴族のルールも知らないのですか。」

女「なっ…！」

召使い「残念ながら貴方達は世間というものを知らなすぎる、ははっ。笑える話だ」

女達は顔を真っ赤にし屋敷から出て行く。

テーブルに置いてあるワインを口につけ、2人を見据える。

世界有数の貴族。
彼等のやっていることは然程正しいとは言えないが、そのおかげで莫大な財が動く。

まあ、私的には…
というか、全世界の泥棒が簡単な仕事と言うのだろう。

クスッと笑いワインを片手に2人の元へ歩み寄る。

2人はまだ楽しそうに会話をして、気づいていなかった。

その時を見計らい、ぶつかる。

ドンッ

「きゃっ！」

ビシャッ

侯爵「なっ！！」

召使い「大丈夫ですか！侯爵！」

ぶつかった時、侯爵の服にワインをかける。
濃くて甘い赤ワインは彼の服に大きくあとを残す

召使い「このっ…！侯爵に何て事を…っ」

「ッ！？申し訳ございません侯爵様っ…私の不注意でっ…！」

侯爵「このっ…！無礼者めっ！！」

そう怒鳴り散らし侯爵は剣を抜く。