今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:1,538 hit
小|中|大
さよなら…友よ ページ49
※目線が実紗に変わります。
廃墟ビル前に走ってくるセダン車。
車がビル前で停車すると、秘書より先に後部座席から降りた私は迷わずビル内に入っていく。
(っ!?)
私は目を見開いて、唖然と立ち尽くす。
そこには大量の血が出て倒れてる女がいた。
「真希っ」
走って駆け寄り呼びかけるが返事は返ってこない。
後ろから走ってきた秘書が来て、脈を見てもらう。
「連絡があった通り…もう、死んでいます」
私はその一言で、血が引いていくのが自分でもわかった。
「拳銃で心臓に一発…恐らく◯◯組織のメンバーに殺されたと考えて間違いないでしょう」
「あのとき尾行を続けていればっ…」
「ミク主員、彼女は一体‥?」
「私の警察学校時代の同期…。
ノアに真希を呼んでくるよう頼んだとき、少し話したでしょ?優秀なハッカーで任務に必要な人材だって‥」
「そうでした。なら、清掃と隠密をさせるよう手配します」
「うん、任せた」
(ごめんなさい‥ノア)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マヤさん | 作成日時:2023年6月12日 9時