名探偵コナン何でもアリっ子！ (ページ46)

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新たな組織に潜入調査ページ46

目線が女ハッカーに変わります。

決行の日

"潜入調査ど素人＝私"

待ち合わせ場所に着いた途端に、組織のメンバーに誘拐され、密室に閉じ込められた。

ガチガチの鉄筋コンクリートで窓一つない。
6畳の広さに、一つのデスクと椅子が置いてあるだけ…

(いや、やばいでしょ！私の人生終わったな‥‥)

プルプルプル

体を震わせて椅子に座って待っていると、黒いサングラスに黒スーツの大男が一人、入ってきた。
男は扉を開けたまま立ち止まっている。

「おい…」

「は、はひっ！」
(あ、間違えてしまった！殺されるー！)

男はしばらく黙ったまま、なぜかずっとこちらを見てくる。私は後ろを向くと、男と目があった気がして急いで男の足元の方に目を向ける。

「おい！」

「っ！？なっ、なんですか！ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ」

男の方を見ると、シワを寄せてこちらを睨みつけてきた。

「さっさと出ろ！」

「は、はい‥」
(はぁ‥よかった。殺されなかった！)

部屋を出ると、男についていく。
長い通路を抜けると、また一室に入るように言われる。

部屋に入ると、一台のパソコンが置かれた机に椅子があった。

とりあえず座ると、机の上に置いてあった紙を見る。
「パソコンを起動しろ」と書かれており、そのとおりにした。

(起動したけど、次はどうすればいいんだろう‥)

そう思っていると、突然放送が流れてくる。

［パソコンは起動したか？］

「っ、はい」

［そうか…じゃあ次にネットの中に入れてある組織のハッキングソフトを開けろ］

そのとおりに開けると、パスワードが必要だとわかる。

「パスワードが必要みたいです‥」

［パスワードは"６８５５３１"だ］

パスワードを入力すると、画面がハッキングをする時の画面に変わる。

「この後はどうすればいいんですか？」

［とあるファイルが転送されてくるはずだ。それを開けて任務を遂行しろ］

そうして放送が終わると、そのとおりに転送されてきた。
開けて任務内容をみる。

「これはっ…」

［◯◯街の△番地で組織のメンバーと共に女の監視をしろ］

(監視か‥って私、監視繋がりで呪われてないか？)