検索窓
今日:25 hit、昨日:0 hit、合計:1,560 hit

信頼は入ってから ページ25

一週間後

中所属室で後片付けをしていると、メンバーたちが集まってきた。


「ミク…品所属行っても頑張れよ!」


コウさんは私の肩を叩くと、笑顔でそう言った。


「でも‥少しショックだな。
まさか新人のミクに、先を追い越されるとは思ってなかったな」

「アハハ…」




中所属室の出入り口前

「それじゃあ、皆さんありがとうございました!」

「おう、頑張れよー」


みんなに見送られ、私は品所属室に向かう。
この前エミカさんの連絡から、私のデスクの場所を教えてもらっている。

品所属室に入ると、個室が多く並んでいる。

まるで大きなネットカフェ。

歩いて行き、【ミク成属員】と名札が付いている扉の前で足を止める。


ガチャ


部屋に入ると、まず持っていた段ボールをデスクに置く。
少しふかふかの椅子に座ると、周りに人がいないのを少し孤独に思った。


「さて、準備しよう!」


一通りのものは綺麗に起き終える。

私の目の前には、机上に置かれた白いパソコンとキーボード。

そして、机の下にはアタッシュケース。
これは品所属の必需品らしい。


「ふぅー………そういえば何か忘れているような‥あっ!」










エミカ主員の主員室


ガチャ


「挨拶に遅れてしまい、大変申し訳ございません!」


頭を下げる私に、エミカ主員は「え、何どうしたの?」と顔を上げて尋ねてくる。


「私が、挨拶に行くのが遅くなってしまいっ‥」

「そんなことしなくていいわ」

「えっ‥は、はい?」
(どうゆうこと?)


違和感を感じていると、椅子から立ち上がり此方に歩いてくる。


「中所属にいるコウから言われたんでしょう?
彼の言うことは古くさくていい加減だから、従わない方がいいわよ」

「……は、ぃ‥」


どうすれば言いか分からず、黙って突っ立ていると、エミカさんが此方に歩いてくる。

挨拶はしなくていいわ、もう戻りなさい‥」

「‥はい」


戻ろうと、エミカさんに背を向けた時…呼び止められて後ろを振り向く。


「何ですか?」

「品所属室に戻るなら、私も行くわ!」

所属先の仲間→←総統からのお呼び出し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , コナン , 秘密結社   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マヤさん | 作成日時:2023年6月12日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。