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波乱の予兆 ページ11
「どうゆうことですか、ルイ主員！！」
ルイ主員の部屋で大声のコウ。
困った顔でルイ主員はコウを見る。
「品所属にやらせるなんておかしいです！
うちのメンバーが緊急応援要請を出したんですよ！」
「確かにそうだけど、エミカ主員からの命令だし、従うしかないよ‥」
「エミカ主員が！？」
コウは驚いて黙り込む。
中所属室に戻ってきたコウ。
凹んで黙り込む姿に、メンバーたちは駆け寄る。
「どうしたんですか？コウさん」
「ルイ主員に呼ばれてな‥緊急応援要請は品所属がやることになった」
「えぇー！！」
驚きのあまり、みんなの声が聞こえてくる。
私はなんだろうと気になって近くに行く。
「どうしたんですか？」
近くにいたメンバーに声をかける。
「緊急応援要請を品所属が受けることになったらしい。
エミカ主員の指揮で進めるから、安心ではあるけど、元々俺たちのやるべきことが取られるし、悔しいぜ！」
(エミカさんがそんなことするなんて…)
「教えてくれて、ありがとうございます！」
そういうと、走っていく。
「どこいくんだよ！」
男の声に周りも振り向く。
ミクは、部屋を出ていった。
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作者名：マヤさん | 作成日時：2023年6月12日 9時
