【HQ×WT】転校生はボーダー最強の部隊！？ (ページ42)

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第３８話ページ42

貴方「さて、取り敢えず高台に来てみたけど、どうしようか？」

三輪「楠本はSEで近界民を探せ。動きは確認した通りだ。」

貴方「了解。」

近界民はどこかな～？

多分ラッドだよね

一番いいのは、門を開かれる前に倒すことだけど
無理だよね、多分

だから、3人を呼んだんだろうし

ちなみに三輪くんが言ってた動きって
シンプルに、私がバイパーで動きを牽制して2人がトドメを刺す感じだよ

米屋「つーか、お前のSEなら、ここまで来なくても良かったんじゃねえの？」

貴方「いやいや、それだと疲れるんだよ。
私のSEは今、自分がいる位置から視線を飛ばして遠くを見るんだけど、
低い所だと建物を避けるか透視しないといけないから、大変なの。」

やばい

言ってみたけど、意味がわからない

けど、これ以上わかりやすく言う為の語彙力が作者にはない←

米屋「取り敢えず、高地にいる方が楽っていうことだな。」

貴方「簡単に言えばね。」

三輪「それで、近界民は見つかったか？」

貴方「いや、まだ。人の密集した所を探してるんだけどさっぱり。
あ！そうだ。言い忘れてたけど、出来るだけ話しかけないでくれる？

酔うから。」

三輪「なるほどな。わかった。」

米屋「何々？どーゆーこと？秀次。」

三輪「あいつはSE使用中は、見ている景色が常に変わっているんだ。
だから、視神経は走っている時と同じ情報を脳に送る。

しかし、耳は揺れを感じていない。
だから、動いていない時の情報を送る。

全く違う情報が同時に脳に送られることで、脳が混乱して酔うんだ。

それに、俺達が話しかけると更に情報が増えて酔いやすくなるという訳だろう。」

米屋「ほうほう。」

長いけど、全部説明してくれた

これで集中できるかな

さっき、人が多い所は大体見たから
次は少ないところかな

千里眼とか透視を使ってる時は
相手のトリオン量を見られないからな

貴方「あっ。」

米屋「どした？」

貴方「近界民発見。」((ニヤ

三輪「位置は？」

貴方「4時の方向約10km。」

米屋「りょーかい。それと、俺らにグラスホッパー出してくんね？」

貴方「そうだったね。はいどうぞ。」

ふー

気合い入れ直さないと……

貴方「よし！任務開始！」