【HQ×WT】転校生はボーダー最強の部隊！？

第１８話 ページ22

研磨side

家に帰って、テレビをつける

ゲームしすぎると親がうるさいから

Aがテレビに出るとか言ってたのも
今見てる理由の一つ


山田《さて、気になっている方もおられると思います。
本当に、この4人が近界民を倒せるのかということですが。》

貴方《確かに、気になりますよね。弱そうって言われましたし。》


俺のことだ

戦ってるところを見ないとわかんないでしょ


prrrr prrr


うわ

クロだ


研磨「何？」

黒尾《テレビ見てみろ！今Aちゃん達が出て「うるさい。今見てる。」なんだ。見てんのかよ。》

研磨「そんな驚くことでもないでしょ。初日にテレビ出るって言ってたし。」

黒尾《そんなこと言ってたか？》

研磨「言ってた。」

黒尾《お前よく覚えてんな。》

研磨「どうでもいいでしょ。もう切るね」((ピッ


クロうるさい


佐藤《そこで、ボーダーから防衛任務の様子を録画していただきました。こちらです。》


テレビを見て驚いた

体育館で見たのと全然違った

俺たちなんか、簡単に殺される

A達はあんな化け物と戦ってるの？


山田《凄いですね。あんな化け物を相手に戦うんですね。》

貴方《でもまだまだですよ。動きに無駄が多いので。》

柚月《Aはずっと訓練しているので、今はもっと早く倒せると思います。》

昴月《この時は、Aと柚月だけで戦ってましたが、ここでは俺達も援護しますしね。》

貴方《ですが、私達もすぐに駆けつけられる訳ではありませんので、近界民を見つけたら落ち着いて避難をし、私達の到着を待ってください。避難場所はここに書いている施設です。》


そう言いながら、フリップを見せる

一応覚えとこう


貴方《皆さんがちゃんと避難できなかったら、その分被害が増えます。
慌てずに行動してください。》

山田《近界民を見つけた時は、とにかく落ち着くことが大事なんですね。》

貴方《はい。

ボーダーは市民の皆さんの安心と安全を守ります！》


そう言ったAの笑顔は

とても綺麗だった

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