キャロルとクローネ 3 ページ35
NOside
書斎に大人2人が来る
シスター「やっとこちら側に戻って来られた
機会をいただき感謝します」
ママ「私は"補佐役"を一名要請しただけ
特にあなたを呼んだわけではないわ」
シスター「先輩のお噂はかねがね
最年少で飼育監に抜擢
上物以上の育成数は全棟歴代トップとか
尊敬する先輩の下で働けて光栄の至りです」
ママ「社交辞令は結構よ
無駄なお喋りは止めて、仕事の話をしましょう」
そう言って
多くの書類を机に広げる
ママ「私の可愛い子供達の資料よ
今ここで覚えなさい」
その言葉に一瞬驚きの表情を見せる
ママ「毎朝テストで満点をとるよりは簡単でしょう？」
淡々と告げられた言葉にニヤリと笑う
そして資料に目を通し始める
シスター「ところで、私は何の仕事で呼ばれたのですか？
いえ、ありがたい限りですが…」
ママ「秘密を知られた
子供二人に秘密を知られたのよ
荷台も見られている」
シスター「なっ…」
先程と同じように淡々と告げられた内容に驚きと焦りを隠せない
シスター「でっ、では…
規則通り…直ちに見つけて
即時出荷を_____」
ママ「待ちなさい」
シスターの顔に両手を添えて引き寄せる
ママ「大丈夫よ
必要ない
既に"標的"の見当もついている
出荷まで逃がさなければいいのよ
私の子供は特別なの
これは農園の利益でもある」
シスター「上に……
報告しないんですね…？」
ママ「しないわ
"標的"は私がしかるべき手順で処理をする」
そう言うとシスターから手を離し、少しの距離を取る
ママ「あなたは"見張り"…
何も考えず、ただ"見張り"でいればそれでいい……
この家の主は私
あなたは"補佐"
あなたには私に準じた権限を与えるけれど
あくまで私の指示に従ってもらうわ」
そこまで言って振り返る
ママ「いいわね？
シスター・クローネ」
シスター「イエスマム イザベラ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
約ネバ・カプチーノ - スターチスさん» ほかの漫画のキャラクターで、好きなのいる？(※こう見えて僕、結構オタクガールです。)僕は、うーん。ポロ君かな！！彼氏にとても似ているから。スタさんは？ (2017年10月16日 23時) (
レス) id: 2eb7e49df6 (このIDを非表示/違反報告)
約ネバ・カプチーノ - スターチスさん» たしかに。テゥテゥル〜。 (2017年10月14日 23時) (レス) id: 2eb7e49df6 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 約ネバ・カプチーノさん» エマも可愛いですよね。見てると元気になれる。 (2017年10月14日 23時) (レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
約ネバ・カプチーノ - スターチスさん» アンナ可愛いよね。ちなみに、兄(勝利)はエマ押し！！ (2017年10月14日 23時) (レス) id: 2eb7e49df6 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - イザベラとフィルが特に好きです。他には、レイとアンナです。 (2017年10月14日 23時) (レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スターチス x他1人 | 作成日時：2017年7月1日 23時
