出口 2 ページ16
Aside
ノーマン「で、話を戻すけど"出口"は『門』か『森』か」
エマ「Aの言った通り、森からだ
門は出荷時以外閉まってる」
A「さっきの話だと、開く時は鬼がいると思う」
私達が高級品なら近くにいても可笑しくない
エマ「次に"時間"
ママがいない『出荷の夜』か私達が自由に屋外へ出られる『昼間の遊び時間』」
ノーマン「出荷の夜はダメだ
必ず一人が犠牲になる」
エマ「_____だね」
A「第一 夜は年少者が起きていられるか
心配だしね」
エマ「だね」
ノーマン「決まりだ
昼間森を抜けて外へ出る」
A「それが可能かどうかは」
エマ「森の先がどうなっているかによるね」
ノーマン「行こう
行って確かめよう」
私達は柵を越えて走る
ノーマン「ママ…」
ノーマンの手、震えてる
平気なはずない
ママは私達にとってたった一人の母親だったのだから
でも、ママは今朝もいつもと変わらない笑顔
ママは、あの笑顔で何人もﾀﾋへ導いてた
ママは鬼の冷酷な配下
私達も殺 そうとしてる
じゃあなんで？
なんであんなに優しくしたの？
＿＿＿＿ママ！
A「塀だ」
エマが木に登る
エマ「！」
ノーマン「どう？上に何かある？」
エマ「何も！ただこの塀幅が2〜3メートルある
…高いね」
ノーマン「でも見張りはいない」
塀に耳を当てる
A「………………静かだね」
ノーマン「エマ、Aどう思う？」
A「堅くて丈夫
起伏どころか継ぎ目もない
おまけに表面はサラサラ」
エマ「普通こんなの登れっこない
＿＿＿と諦めさせる塀なんだろうけど
私やノーマンならロープ一本あれば登れると思う」
A「私も登れると思う」
ノーマン「うん」
体調が良ければ、確実に登れる
私は最悪、捨て駒として扱ってもらっても構わない
ノーマン「ともかく
この塀は越えられる!!」
エマ「次はロープ！」
大丈夫
きっと大丈夫
できるだけ早くロープを手にいれる！
エマ「いけない！
そろそろ戻らなきゃ！」
いつの間にか夕方になっていた
ママに怪しまれないように早く戻らないと
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約ネバ・カプチーノ - スターチスさん» ほかの漫画のキャラクターで、好きなのいる？(※こう見えて僕、結構オタクガールです。)僕は、うーん。ポロ君かな！！彼氏にとても似ているから。スタさんは？ (2017年10月16日 23時) (
レス) id: 2eb7e49df6 (このIDを非表示/違反報告)
約ネバ・カプチーノ - スターチスさん» たしかに。テゥテゥル〜。 (2017年10月14日 23時) (レス) id: 2eb7e49df6 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - 約ネバ・カプチーノさん» エマも可愛いですよね。見てると元気になれる。 (2017年10月14日 23時) (レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
約ネバ・カプチーノ - スターチスさん» アンナ可愛いよね。ちなみに、兄(勝利)はエマ押し！！ (2017年10月14日 23時) (レス) id: 2eb7e49df6 (このIDを非表示/違反報告)
スターチス(プロフ) - イザベラとフィルが特に好きです。他には、レイとアンナです。 (2017年10月14日 23時) (レス) id: f5a4d166c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スターチス x他1人 | 作成日時：2017年7月1日 23時
