彼女事情。74 ページ37
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翌日＿
｢で？どういう事？？｣
おい絢都に早くもバレたぞ。
さつきが言うには黄瀬が昨日からソワソワしていて話を聞いたらまぁベラベラ喋るわ
それが絢都の耳まで届いたらしい
『えー…と、実は水遊びしてt｢ん？｣嘘ですすみません』
｢いつから？何された？何で言わなかった？｣
『目が怖いよ』
｢全部話し……おい｣
今迄に聞いたことのない低い声でガシッと手首を捕まれた
｢これ、誰にやられたか言え｣
Aの腕には爪で引っ掻かれたのか、3本の赤い線が
『と、隣の優羽さん…です』
｢……｣
パッと手首を離され、今度はふわっと抱きしめられた
あ、同じ匂いだ。落ち着く
｢…ごめん｣
『…ううん、私こそごめんね』
｢俺達の仲だろ？…隠すなよ｣
『…うん、』
耳元で話されてくすぐったい
安心するなぁ。
…でも絢都1つ言っていい？
ここ教室なんだ
『絢都、そろそろ…』
｢…おう｣
名残惜しそうにゆっくりと腕を離される
すると絢都は、ごめん、ちょっとトイレ行ってくるわと言い教室を出ていった
…あれ、絢都さーん。トイレ逆方向ですよ〜。ヒィｯ横顔がめっちゃ怖かった
パリんｯ、
何か隣のクラスから割れる音と悲鳴が聞こえたんだが
あずもクラスメートもヒア汗をかいている
するとバタバタと足音が近付いて来て…
｢ごめんなさああああい！！本当にごめんなさい！！！今迄Aちゃんにやった事は許されないけど、何でもするから！！そして絢都君にも近寄らない！ごめんなさい！！｣
泣き叫びながら謝ってきた優羽ちゃんとその友達
うわぁ、足が生まれたての子鹿みたいになってる
『う、うん。…何かごめん』
｢私達が悪いの！本当にごめんなさい！！｣
そう言い残して走って逃げて行った
逃げてる途中、教室の扉で絢都とすれ違った時に｢ヒィｯ！｣と悲鳴を上げたのを見ると、トラウマ埋めつけられたんだなぁと思った
『…絢都?!』
右手を真っ赤に染めている絢都に直ぐ様駆け寄る
『…何やってんの？！』
｢…｣
『血が出てんじゃん！』
｢うん｣
『自分は大事にしてよ！…馬鹿』
｢…うん｣
ごめん行ってくる！とあずに言い残し、絢都の左腕を掴んで保健室へ急いだ
生徒の間で絢都を絶対に怒らせないという話が瞬く間に広まった
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瑠空(プロフ) - 面白かったです！更新待ってます！これからも頑張って下さい！ (2023年1月6日 1時) (
レス) @page41 id: a62f68d303 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽あやは(プロフ) - 他の作品作るのもいいですがこの作品を放置しないでほしいです！完結までいってほしいです！楽しみに待っているので更新お願いします！ (2021年2月2日 23時) (レス) id: 7347c244d3 (このIDを非表示/違反報告)
りか - まだですかーーーーー (2019年6月11日 17時) (レス) id: c55e29ce3e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年11月2日 11時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
Nemu - とても面白い話ですね(*‘ω‘ *)続き待ってます！！ (2018年3月2日 1時) (レス) id: 7561ca47bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年9月22日 16時
