彼女事情。65 ページ27
｢…すみません、先輩｣
先輩と呼ばれた男は、ゆっくりと湊に近づくと、Aを奪った
｢ははは…可愛い教え子だねぇ。殺センセー？｣
そう言いAを舐め回すように見る
｢…ねぇ、そいつに触らないでくんない？
後さぁ、気安く名前呼ぶなよ｣
｢…ふぅん。君が赤羽業か｣
品定めする様に、業の姿をじっくりと見る男
｢この娘を返して欲しいんだろ？
交換条件だ。超生物(ヤツ)を渡せ｣
｢…やっぱり殺センセー狙いか｣
磯貝が呟きが聞こえたのか、男はケラケラと笑う
｢当たり前だろ？目の前にこんな大金がいるんだ。血眼になって君らの事を調べたさ
…手段は選ばず、ね｣
｢…｣
男の後ろで、湊の肩が少し揺れた
｢でも君達がそう簡単にのって｢いいよ｣…は？｣
｢その交換条件"１"をのんでやるよ。
はい、渡すからA返して｣
｢にゅや？！業君？！？！｣
業は片手に殺センセーを持ち、それを男に差し出した
突然の事に渚達は焦ってるし、男も目を見開いた
｢…へぇ、随分とあっさりしてるんだね。湊、受け取れ｣
湊が殺センセーを受け取ろうとした
…その時、
｢…交換条件"2"、どっちも渡す気はない｣
そう呟き怪しげに笑うと、業は湊の腕を掴みひねり上げ、
殺センセーを男の顔面に投げ、
その隙にAを片手で奪おうとする
が、
｢ふ、っ｣
｢…ﾁｯ、邪魔しないでよ湊くーん｣
｢ククク…やはり赤羽業だ。
調べた通りの人間だな｣
湊が素早く業に拳を振り上げたので、Aを取り返す事はできなかった
勿論、業は湊の拳を避けた
(因みに飛んでった殺センセーは壁に跳ね返って前原にキャッチされた)
｢交渉決裂、でいいかな？｣
そう告げると同時に、湊は業に足を振り上げ、業は体を捻り避けた
｢もー、交渉決裂したら俺が業さんと戦わないといけなくなったじゃないですか｣
｢ふ、俺と殺りあえて光栄でしょ？｣
お互い話してるが、その間にも拳と拳が行き帰っている
湊が壁に向かったと思うと、壁を走り空中を回転して業の頭上に
その事がわかっていた業は避け、落ちてきた湊の腹を蹴る
｢ぐっ…ﾁｯ｣
直ぐに体制を戻した湊は、パーカーの内ポケットから針を5本だし、それを業に投げた
業は驚きつつもギリギリ避ける
｢ちょ、針とかあり？｣
｢はは、頬切れてますよ？イケメンさん｣
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瑠空(プロフ) - 面白かったです！更新待ってます！これからも頑張って下さい！ (2023年1月6日 1時) (
レス) @page41 id: a62f68d303 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽あやは(プロフ) - 他の作品作るのもいいですがこの作品を放置しないでほしいです！完結までいってほしいです！楽しみに待っているので更新お願いします！ (2021年2月2日 23時) (レス) id: 7347c244d3 (このIDを非表示/違反報告)
りか - まだですかーーーーー (2019年6月11日 17時) (レス) id: c55e29ce3e (このIDを非表示/違反報告)
イゾウRAVU - とっても面白いです!!これからも頑張ってください！更新待ってます！ (2018年11月2日 11時) (レス) id: 0e771d3d36 (このIDを非表示/違反報告)
Nemu - とても面白い話ですね(*‘ω‘ *)続き待ってます！！ (2018年3月2日 1時) (レス) id: 7561ca47bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あか。
| 作成日時：2015年9月22日 16時
