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4年前＿＿＿高校3年生の秋
JK「……は？それどういう意味？」
「そのまんまの意味だよ。パパ、死んじゃった、」
パパは、私が高校3年生になった春に倒れた。
仕事人間だったから痛みや異変に気づかぬふりをしていたら体が限界を迎え
お医者さんに診てもらった結果は、末期だった。
手術は無事成功し、食事や生活リズムに気を付けていれば社会復帰も可能ですとも言われ、ママの献身的なサポートで今まで通りの家庭に戻った
と、思っていた。
でも、本人も気が付かないうちに病気は体を蝕み、夏ごろからまた病院生活に。
そして秋には、ママと私とミンジェに見守られながら息を引き取った。
「実はね、パパは、末期の病気だったの……だからこの1ヶ月ちょっとはパパのそばにいるために、出かけたり連絡する頻度が落ちてしまったの。」
JK「そんな……」
ジョングクには、何も伝えていなかった。
心配をかけたくない、彼のことだから絶対一緒になって泣いてしまう。そう思った。
でも一番の理由は“いつも通りの日常”が欲しかったから。
担任の先生や部活のみんなに伝えたとき、とても心配してくれて優しくしてくれて嬉しかったけど、
「大丈夫ですか？」「後はやっておくからいいよ！」って言葉に囲まれて、何だか全てが変わってしまった気がした。
ジョングクには、何も知らないままいつも通りに笑っていてほしかったから、あえて言わなかったのだ。
でも全部が終わって、さすがに父親が亡くなったことを黙っているのは違うと思ったし、
慰めてほしかった。甘えさせてほしかった。
そして、今まで全然連絡をとっていなかったことや、ろくにデートへも行っていなかった理由をきちんと伝えて、また楽しく過ごそうと言いたかった。
それなのに
「ねぇ……？」
うつむいたまま何も言わないジョングク。髪が邪魔をして表情もよく見えない
JK「な、…で、」
「え？」
JK「なんで何も相談してくれなかったんだよ！！！」
「っ！」
顔を上げたジョングクの目は真っ赤で涙がたまっていて、怒気を帯びていた。
JK「ねぇ、どうして一言も言ってくれなかったの！？どうして先生や部活のみんなには相談しておいて俺には何も言わないの！？事後報告？？？」
「えっ、」
目頭が熱い……
突然怒られた驚きと、慰めてくれるかと思ったのに優しい言葉が一つもないことに対する、ショック。
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ophelia(プロフ) - つんつんさん» コメントありがとうございます。そんな風に言っていただけて嬉しいです…!! テテかっこいいですよねぇ。今後ともよろしくお願いいたします。 (2021年1月27日 14時) (
レス) id: 3a40962bf2 (このIDを非表示/違反報告)
ophelia(プロフ) - Haruka Mineさん» コメントありがとうございます。初めていただけたお言葉、とんでもなく嬉しいです！今後ともよろしくお願いいたします^ ^ (2021年1月27日 14時) (レス) id: 3a40962bf2 (このIDを非表示/違反報告)
つんつん(プロフ) - 毎晩連日連夜、この作品の続きを妄想して眠りにつくほど大好きなお話です。ありがとうございます。どうかグクの告白は無視してテテとくっつくストーリーも書いてくださいませ。更新楽しみにしております。 (2021年1月26日 23時) (レス) id: 10d830fb65 (このIDを非表示/違反報告)
Haruka Mine(プロフ) - コメント失礼します…！ずっとずっとお話大好きで読ませて頂いてます！思わずこの展開待ってました…と思い勢いでコメントしてしまいました！これからも楽しみにしています！ (2021年1月23日 2時) (レス) id: d3e0ba4e92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ophelia | 作成日時：2020年12月6日 21時
