検索窓
今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:8,004 hit

ページ9




冬 春 夏 秋___と 瞬く間に時が過ぎ、今は紅葉の季節である。彼女らは今もからわず”あの事”が無かったように日々を過ごしていた



『あ。大寿くん、次はここに行ってみいひん?』


「あぁここか。前に柚葉達も行きたいとか言ってたな……」


『じゃあ、私が誘って一緒に行く?』


「いや。いい」



そかぁ〜と言い笑う少女は大柄な青年と何気なく喋っているが、距離がバグっていた。なんというか何をするにも距離が近く、しかし彼女らは付き合ってないという



「はぁ〜〜……どうしよ」



長い長い溜息をつきながら親友でもあり良き相談者でもある柴 大寿の妹、柴 柚葉にイルミネーションの時の話をしてどうすべきかを未だに話していた


ちなみに、柚葉が大寿の妹だと知ったのはその告白の後にこのことを相談した時に知ったそうだ



「……マジで言ってる?」



ここまで鈍感だとは思わなかったと柚葉は呆れた目で少女を見据えていた。対する少女は自身の心にほんのりと気付き始めていた



『うん。でも、やっぱり私は___』




かく言う柴 大寿も何気ない日々を過ごしていたが、顔に出てないだけであってかなりあの日のことをかなり気にしていた



「おい、乾と九井。女が喜びそうなもんは何だ」



しまいには同じ族に所属している乾こと、イヌピーと九井こと、ココに相談するしまつである。よくAに何か送ったりはしているがついに何をあげたら喜ぶのか分からなくなったそうで、二人に聞いたらしい



「適当なもんやってたら喜ぶだろ女は」


「女は全員金目当てだろ?」



イヌピー、ココと続けざまにそう言う。全く女心が分かってない。その後も大寿は質問したが、まともな回答が返ってこず、最終的に二人を一発殴ってから帰ったそう




さて、皆様___この地味にズレあっている二人の様子をもう少し覗いって言ってはくれませんか?



の→←と



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:白虎。 | 作者ホームページ:うぇーいん  
作成日時:2022年4月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。