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あれからアイツは教会に来なくなった。そしてオレは今日もアイツを探しながら教会へ向かっていた
だがどう声をかけていいのか分からず、無言でアイツの後ろを着いて行っていたら本人も気付いたらしく振り返ってきた
『え??』
また逃げられないようにオレはアイツに着いてこいと行った。そしたらアイツは「こう言われて大人しくついて行く人がいると思います?」と言った。その言葉を聞いてオレは睨んでしまい、アイツは慌てて
『はい!!もちろんです!!』
と、大きな声を上げて言った。なるべく派手な場所は避ける様に控えめなカフェに入った。アイツが注文をした後にオレも注文をして、しばらく無言の時間が続いた
『あの、大変申し訳ないのですがお名前は?』
しばらくの無言の後、おずおずと言った感じでアイツは聞いてきた。オレが名前を言うとアイツは少し言葉に詰まりながらも名前を言った
相変わらず初めてのヤツには人見知りをする姿があり、懐かしく思えた。すると、何かを言おうとして口を開こうとしたが注文していたものが届いた
オレは早々に食べ始めた。しかし途中でアイツが何か喋ろうとしていたのを思い出したが、もうアイツは何も言わずにきている食事を食べていた
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