あの教会で逢いましょう (ページ15)

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でページ15

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注意
平和軸です。原作とは離れていますので無理な方はここで読むのをおやめ下さい

『＿＿ってな感じでね〜』

談笑していると柚ちゃんが急に真剣な顔になり嬉しそうにしかし心配そうな声で言った

｢ねぇA、大寿をよろしくね｣

そういうのはずっと傍で支え続けてきてくれた大親友の柚葉。柚葉も凄く大人っぽくなって今では八戒くん(モデル)のマネージャーだ

『もちろん。やってウチにとって大事な人やし。別れるなんて宝を捨てると同じや。そういや最近どぉ？仕事』

｢あぁ、順調だよ。あ、でもね最近＿＿｣

ちなみに私は大寿くんが経営するレストランので働いている。仕事に関しては自分なりに頑張りたいからと言う理由で大寿くんとは仕事場では上下関係はしっかりとしている

｢そういえば生活とかは大丈夫なの？｣

『全然大丈夫やで。なんなら料理は殆ど大寿くんやしね。ホンマに美味しいんよ！たまに誰かに習ってるらしいんやけどね。でも何でか教えてくれへんのよ』

きっと三ツ谷だろうな〜っと思う柚葉は友人の結婚祝いだと言うことで今日はとことん連れ回した

『＿＿ってな感じでね今日は柚ちゃんと遊んでたんだぁ』

｢そうか｣

一見無愛想に見える彼だけど、話はいつも真剣に聞いてくれて、話している間はずっとそばに居てくれる

『ふふっ。好きだなぁ』

｢何を言ってるんだ｣

すると大寿くんはゆっくりと私の手に自分の手を重ねる。全く、仕方の無い人やなぁ……まぁでも＿＿

｢後悔……してないか？｣

『なぁーに言ってるん？ウチは大寿が好きやからこうやって一緒におんねんで？それにウチの方こそ一緒にいてくれてありがとう』

｢……あぁ｣

＿＿ホンマに可愛らしい人やわ。意外と甘えたな所とか、でもちゃんとする事はする人。ホンマ、とことんウチの事を惚れさすなぁ

二人の左の薬指にあるキラリと光るもの、それが何よりも二人の関係を表す……二人は向かい合い額をくっつけ微笑み合う

幸せそうに笑う二人。この先二人に幸多からんこを

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