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放課後、勉強のために図書室へ向かっていると、隣にいるアオリオが突然口を開いた。
「アンタとマックスって、普通に考えたら本当に釣り合ってないよね」
「お、なんだ喧嘩売ってる？？」
「売ってないし、人の話は最後まで聞け」
アオリオが持っていた教科書の角で私の頭を軽く小突いた。
痛い、角は痛い。
「性格も得意不得意も、共通点が全くないだろう」
「まぁ、確かに…。休日のデートくらいかな、唯一合う趣味と言えば」
「第三者から見れば付き合っているのが不思議なくらいだ」
アオリオの言う通り、一般的な恋人同士というものは共通の趣味などがあって初めて長続きするものなんだろう。
それに比べて私とマックスは性格も、得意不得意も全くの正反対。
今まで気にした事もなかったけど、どうしてマックスは私と付き合ってくれているんだろう。
「アンタから告白したって話は聞いてたけど、あのマックスがそう簡単にYESをあげるはずがない。良心の塊であっても、そういう関係事には慎重になるはず」
「確かに…」
告白したのは私からで、少しやり過ぎたかなと自分でも思うくらいには、ゴリ押したような記憶もある。
もしかして、マックスが私と付き合ってくれたのは良心ゆえの情け…？
それとも単に、私の圧に負けて付き合ってくれてる…？
考えれば考える程、マイナスな想像しか出来なくなってしまっている。
「あー…あのさ、良かったら久しぶりにアンタとマックスの馴れ初め話、聞かせてくれない？」
「え…でもアオリオ、いつも惚気話はうんざりって…」
「ちょっと聞きたい気分になっただけ」
図書室は私語禁止だし資料室に移動しよう、とアオリオが私の手を取って前を歩く。
彼女なりの励まし方なんだろうと思うと、自然と頬が和らいだ。
「勘違いしないで。いつも喧しいアンタが物静かだと、私の調子が狂うってだけなんだから」
「…アオリオ優しいね、大好き」
「…そういうのはマックスに言いなよ」
「マックスも大好きだけど、アオリオも大好きだもん！」
「はいはい…」
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竹駒(プロフ) - ゴリラパーティーさん» ゴリラパーティーさん、コメントありがとうございます！リクエストについては追って公開しますのでお待ちください…！ (2月29日 14時) (
レス) id: ec7e084a84 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラパーティー(プロフ) - ほんとにいつも喜んで作品読ませてもらってます（？）私なんかがリクエストなんておこがましいですがマックス先輩とのいちゃいちゃ？してほしいです！！返信はわざわざ送ってくださらなくても良いです！いつも見てます（今？って話ですよねすみません） (2月23日 11時) (レス) @page15 id: f1f12a25a1 (このIDを非表示/違反報告)
竹駒@土日祝更新遅め(プロフ) - 桜さん» 桜さん、コメントありがとうございます！マックス先輩の小説がないので、それなら私が…と書いてしまいました。楽しんでいただけているのであれば光栄です！ (2月21日 22時) (レス) id: 7767493df5 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 貴方のお陰で私は生きていけます。ありがてぇ、ありがてぇ…！好きですぅぅあああッ (2月21日 3時) (レス) id: 16dfaae67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竹駒 | 作成日時：2024年2月16日 12時
