【PSYCHO-PASS】白猫拾いました。【槙島聖護】

変化２ ページ11

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そういえば、もう一つ変わったことがある。





　あ)もうこんな時間だ。夕飯作らなきゃ…。



と、キッチンに立ったはいいものの……



　あ)何作ろうかな…。



献立を考えるのって案外大変なんだよなぁ。。。



　あ)聖護ー。何か食べたいものあるー？



私はリビングにいる聖護に声をかける。


以前と変わったこと。それは………



　槙)Aが作るものは何でもおいしいからね。決めかねるよ。



　あ)うーん…じゃあ適当に作っちゃうね。



私のことを｢A｣と呼ぶようになったことだ。


前は｢君｣と呼ぶことが多かったのに、あの日からは名前になった。






どんな心境の変化なんだろう…。





そして…





聖護が私の名前を呼ぶとき、むずかゆくなるような甘さをはらんでいるのはなんでだろう…。




まるで自分の大切なものの名前を言う時みたいに、優しく､愛おしそうに紡がれる言葉。





勘違いかもしれないし、まだよくわからないけど……








勘違いじゃなかったら…









それは、何を意味するんだろう………






　槙)何を作ることにしたんだい？



　あ)わっ！！包丁を持っているとこに抱きついてこないでよっ！危ないよ！



　槙)昨日やっていたドラマではやっていたんだが…。これがこの時代のセオリーじゃないのかい？



　あ)そんなセオリーない！







まぁとりあえず、スキンシップはあいかわらず絶好調だ。

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