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「いい湯だな、たららん」
ぴちゃんと滴が落ちる音を聞きながら、お風呂をたしなんでいた俺氏。←
ついこの間までロングだった髪を触りながら、お風呂のお湯をばしばし叩く。
「…痩せたい」←
いや、本当なんだ！！信じてくれェ！！
「上がるか」
のぼせちゃう前にね。
「着替えは……これか」
下着はなんとかオッケーで、でもパジャマが無かったからとりあえず誰かのを貸してくれた。
はは、でけえ。
これほどまでに身長が欲しいと思ったことは……
ある。
脱衣所を出て、リビングに戻った。
「ただいまです」
「「「「おかえー……りッ！？」」」」
どうした？豆腐の角に頭でもぶつけたか？
「「「「誰！？」」」」
「失敬な！！」
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作者名：さそりんご | 作成日時：2017年11月18日 17時
