大丈夫…。〈緑〉-two-

Episode 77 ページ27

重岡side


市村「よし、これで今日は解散だな。」


倉木「神山さんは僕が近くまで用があるので送って行きます。」


神山「ッ...お、願いします。」


神ちゃんは倉木さんの声を聞くと体を縮こまらせて、小さく震え始める。


重岡「か〜みちゃん、多分明後日には行けると思うわ！」


神山「...しげのこと、ずっと待ってるなｗ」


可愛らしい笑顔で神ちゃんが微笑んだ。


市村「なら倉木よろしくな。」


倉木「はい。行きましょう、神山さん。」


神山「ッ...はい。」


俺は倉木さんの後をゆっくり静かに着いていく神ちゃんの背中を見守った。


重岡「神ちゃん...うぉっ」


小瀧「なーに神ちゃん見て黄昏ちゃってんねんｗ」


すると小瀧が後から衝突してきた。


流星も俺の隣に来る。


藤井「神ちゃん、このオフで元気になるとええな。」


神ちゃんの行った方を向いたまま言う流星。


小瀧「よし！俺らで神ちゃん家に遊びに行こうやｗ」


重岡「なら俺、明後日行くつもりやで！」


小瀧「え、ほんま！なら俺も行くー！流星も行くやろ？」


藤井「おう！久々に７WEST集合やなｗ」


重岡「それええな！よしなら...ハクションッ」


小瀧「うわっ、びっくりした！」


藤井「風邪ひいたん？」


重岡「そんなことないんやけどなぁ...」



藤井「今までの疲れでも出たんちゃう？」


重岡「う〜ん？」


桐山「じゃ、俺らも解散するか。」


俺は思い当たることもないまま、それぞれ解散していくメンバーのあとを追いかけた。

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