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志摩 side
伊「いや〜さすがAちゃん。やるね〜」
志「……今のところ特にそれらしいものは聞こえないが。」
佐々木に渡された携帯を大音量のスピーカーにして俺たちは耳を傾けながらメロンパン号で犯人の車を探していた。
“犯人の元へ行く前に自分の携帯と電話で繋げていたみたいで…先輩は最初から自分が人質になるつもりだったみたいです。有線イヤホンに繋げて音も最小にしているのでこちらの声は向こうには漏れていません。これで状況を確認しながらスマホのGPSと車のナンバーで特定してほしいとのメモ書きが俺の携帯に…”
伊「ここまで用意周到とはねぇ〜早く助けてやんねーとな！」
伊吹がそう言ったのと同時に俺の携帯が鳴る。
画面には糸巻さんの名前が。
志「もしもし？」
糸「あ、糸巻です。逃走した犯人の車見つけたのですが、すでに乗り捨てて別の車で逃走しているようです。防犯カメラに車から降りてくる犯人の男二人と一緒に相川さんも確認できました！」
志「…くっそ……やはり他にも逃走車を用意していたか。」
糸「その後の足取りを追ってみたのですが防犯カメラでは確認できず。おそらく監視がないところに車を事前に用意し、逃走したと思われます…ただ相川さんのスマホのGPSは確認できましたので今そちらに送ります！」
志「ありがとうございます！」
電話を切ると伊吹が内容を早く聞きたそうにソワソワしながら俺の方をチラチラと見ていた。
いやちゃんと前向いて運転しろ。
伊「ねぇ糸マキマキなんだって？」
志「別の車に今は乗って逃走中でその車のナンバーはまだわかっていない。だが、相川の携帯のGPSの情報は糸巻さんから入手したからこれを頼りに車を追う。」
伊「おけーい！！いいねいいね〜で？こっから近い？」
「あぁ。5km圏内だ。そこを右に………」
“………いつ解放してくれるの？”
突然、車内に響く相川の声。
俺も伊吹も一気に表情が硬くなる。
“もう目的は達成できたのでは？私どこまであなたたちにお供すればいい？”
男1“そうだな。もうお前には用はない…と言いたいところだが。解放したお前に余計なことを喋られても困る”
“……なるほど。じゃー…殺す？”
相川のこの発言に…一気に身体から熱が奪われ、思考が止まっていくのが自分でもよくわかった。
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ハノン(プロフ) - はじめまして！とっても素敵な作品ですね！404とその仲間たち()とキャッキャウフフでとっても好きです！投稿頑張ってください！応援してます！ (7月15日 8時) (
レス) id: 88afc3cfcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ななせさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです…！放送から一年経ってもまだまだ自分と同じファンの方がいてこちらも嬉しくなりました♪とても楽しく書かせて頂いてるので今くらいのペースで更新していければと思っています。これからもよろしくお願いします♪ (2021年8月22日 10時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - はじめまして！とても楽しくて読みやすいお話で、いつも更新楽しみにしています！放送から1年経っても404とキャッキャウフフできるなんて…！これからもご自身のペースで、無理なく更新していただけたら嬉しいです♪ (2021年8月21日 23時) (レス) id: d2aff83b67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 琴さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいですー！リアルが忙しくなったら約束はできませんが、なるべく間開けないように更新頑張りますね。とても励みになります♪ (2021年8月17日 7時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品を毎日楽しみに仕事を頑張っています！すっごく大好きな作品です！これからも体調に気を付けて投稿頑張って下さい、これからも楽しみにしています！ (2021年8月16日 18時) (レス) id: acd88fef7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年8月8日 21時
