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佐「え！？先輩！？」
『今は人質の安全が優先。佐々木くんはこの事を本部に連絡。』
佐「だ、だったら自分が…」
『君は現場慣れていないし、女の私の方が犯人も油断する可能性が高い。いいから従って。』
佐「は、はい……」
佐々木君が小さく頷くのを確認した私は、佐々木くんに携帯を返し小声で『よろしくね。』と囁くと両手を上げて犯人たちの方へ近づいた。
男1「…そこで止まれ。」
『わかりました。』
私が止まると、今度は犯人たちが近づき私の腕を紐で縛り始める。
男2「縛れたぞ。」
男1「了解。さて警察の女。そこの車に乗れ。」
そう言われると黒いワンボックスの車の扉が開く。
私は黙って言うことに従った。
男1「よし、じゃーこっちの女は約束通り解放しよう。」
ぱっと職員の女性の腕を離すと男たちは車に乗り込み、そしてエンジンをかけた。
――――――
――――
志摩 side
伊「こんな真昼間から強盗するんじゃねーよ！ったく…」
志「ま、銀行は昼間じゃなきゃ開いてないしな。」
伊「あれ？確かに？」
そんな会話をしながらメロンパン号は現場に到着。
そこで知った顔と車を見かけた。
伊「…あれ？あそこにいるの新人の爽やかイケメンくんじゃん？」
志「…ほんとだ。402が先行で着いていたか。」
車を止め、彼の元へ状況の確認をしに行く。
そして同時に耳に入ってきた音。
“警視庁より各局。〇◎区で発生した強盗事件の被疑者が逃走。犯人は二人組、黒いマスクに黒いジャージ。人質の女性を一人連れている模様。尚、人質の女性は相川A巡査部長である。逃走車両ナンバーは……………”
志「……は？」
伊「え、Aちゃんが人質？」
何かの間違いか？いや、現に今そこには佐々木しかいない。
俺は走って佐々木の元へ行き、そして襟元をグッと握り、感情のまま…いつの間にか叫んでいた。
佐「うわぁ…！し、志摩さ…」
志「オイどういうことだよ！？なんであいつが人質になってんだよ！！」
伊「わーーーーっつ！！！志摩志摩落ち着けって！！！ねぇねぇ立場逆転してない？それいつもの俺のポジション、お前止める側！」
佐「あ、あの自分は………」
明らかに動揺している佐々木の顔。
新人だかなんだか知らねぇけどふざけんなよ。
アイツに何かあったら…俺は。
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ハノン(プロフ) - はじめまして！とっても素敵な作品ですね！404とその仲間たち()とキャッキャウフフでとっても好きです！投稿頑張ってください！応援してます！ (7月15日 8時) (
レス) id: 88afc3cfcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ななせさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです…！放送から一年経ってもまだまだ自分と同じファンの方がいてこちらも嬉しくなりました♪とても楽しく書かせて頂いてるので今くらいのペースで更新していければと思っています。これからもよろしくお願いします♪ (2021年8月22日 10時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - はじめまして！とても楽しくて読みやすいお話で、いつも更新楽しみにしています！放送から1年経っても404とキャッキャウフフできるなんて…！これからもご自身のペースで、無理なく更新していただけたら嬉しいです♪ (2021年8月21日 23時) (レス) id: d2aff83b67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 琴さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいですー！リアルが忙しくなったら約束はできませんが、なるべく間開けないように更新頑張りますね。とても励みになります♪ (2021年8月17日 7時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品を毎日楽しみに仕事を頑張っています！すっごく大好きな作品です！これからも体調に気を付けて投稿頑張って下さい、これからも楽しみにしています！ (2021年8月16日 18時) (レス) id: acd88fef7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年8月8日 21時
