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『…ここもダメ、か。』
過去に現場となった近くにあるタトゥーのお店を1件ずつ聞き込みをしていたが、ついに最後の1店舗もドブ。
結局何も手掛かりを見つけられなかった。
『うーん…サソリの入れ墨を深堀しても犯人にはたどり着けない気がしてきた。やはり被害女性を調べつくした方がよさそう。』
佐「そう…ですよね。」
少し視線を逸らす佐々木くんに私は軽く彼の肩に手を置く。
『ねぇ、佐々木くん。何か…私に言っておきたいこと、ない？』
佐「……いえ、ありませんけど？」
『そっか。』
本人の口から聞きたかったけど、無理そうかな。
佐「ん…？先輩、なんか紙屑みたいなのが背中についていますよ？」
『え、なにそれ！ごめん取って。』
佐「はい、取れました。付箋？何も書いていませんけど…？」
佐々木くんに背中についていた黄色い付箋を渡されるがいつついたのか全くわからない。
まぁいいか。ゴミだし。
『取ってくれてありがと。とりあえず…一旦分駐所に戻ろっか。』
私は彼にそう伝えると、車に乗り込み、シートベルトをカチッとしめた。
―――――――
―――――
『只今戻りましたー…って桔梗隊長。お疲れ様です。』
桔「402お疲れ様。」
分駐所に戻ると、404コンビと桔梗隊長が何か話をしていたようで。
私に気が付いた一未も軽く手を振った。
桔「402はどうしたの？」
『あぁ…タトゥーの店を調べたのですが犯人に繋がるような情報を得られなかったので一旦こっちに戻ってきて隊長に報告をしようかと。』
桔「なるほど…なかなか手ごわいね。あ…ならちょうど良かった。佐々木、少し頼みたいことがあるんだけど。」
佐「はい！」
桔「相川ちょっと相棒借りるね……志摩、よろしく。」
隊長にそう言われて小さく頷く。
『ねぇ一未。隊長によろしくって…？』
志「……あぁ、まぁ簡単に言うと。お前は明日から当分402じゃなく俺たち404と行動を共にする。」
『はぇ！？』
突然の一未のビックリ発言にアホみたいな声を出してしまった。
え、402解散ですか？？
『ちょ…どういう…』
伊「2件目の被害者である菊池綾香ちゃん。あの子ねーささちゃんの彼女さんだったんだァ〜…」
『…え？』
志「だから佐々木は…明日からしばらくスパイダーのヘルプに行かされた。」
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ハノン(プロフ) - はじめまして！とっても素敵な作品ですね！404とその仲間たち()とキャッキャウフフでとっても好きです！投稿頑張ってください！応援してます！ (7月15日 8時) (
レス) id: 88afc3cfcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ななせさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです…！放送から一年経ってもまだまだ自分と同じファンの方がいてこちらも嬉しくなりました♪とても楽しく書かせて頂いてるので今くらいのペースで更新していければと思っています。これからもよろしくお願いします♪ (2021年8月22日 10時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - はじめまして！とても楽しくて読みやすいお話で、いつも更新楽しみにしています！放送から1年経っても404とキャッキャウフフできるなんて…！これからもご自身のペースで、無理なく更新していただけたら嬉しいです♪ (2021年8月21日 23時) (レス) id: d2aff83b67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 琴さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいですー！リアルが忙しくなったら約束はできませんが、なるべく間開けないように更新頑張りますね。とても励みになります♪ (2021年8月17日 7時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品を毎日楽しみに仕事を頑張っています！すっごく大好きな作品です！これからも体調に気を付けて投稿頑張って下さい、これからも楽しみにしています！ (2021年8月16日 18時) (レス) id: acd88fef7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年8月8日 21時
