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伊「…よし。これなら忘れないっしょ〜？」
『セクハラで訴えます。』
伊「えー！？ちょ、それは勘弁してよ〜…」
久々に男の人とキスしちゃった…
って！！いや、いちいちこんなキス1つで動揺するな！
藍さんもそういうつもりでやったわけでもないし、私も別に藍さんにそういう感情はないし…
……うーんやっぱセクハラで1回訴えるべき？
手で軽く仰ぎながら顔に集まった熱を必死に冷ましていると、電話で席を外していた彼が戻ってきた。
なんだろ…別に付き合っていないのに。凄い謎の罪悪感。
『あ…おかえりなさい。』
志「……あぁ。」
伊「隊長なんだって？」
志「今日の報告書について少し聞かれただけだ。問題はない。」
「そっかー！！ってアレ？志摩ちゃん荷物纏めてどしたの？」
志「あ？帰るんだよ時間見ろ。てことで401は伊吹よろしく。相川、帰るよ。」
『へ！？』
伊「あー！志摩ちゃんずりィーーー！俺もAちゃんと帰りたい！」
志「ダメだ。お前と二人きりの方が危ない。」
早くしろとでも言いたげな視線を志摩さんから感じた私は急いで荷物を纏め、上着を羽織り店を出た。
志「…で、家は？」
『…ずっと引っ越してない。』
志「あそこか。わかった。」
そう志摩さんは言うと、私の家の方向へ歩き出したので慌ててついていく。
『あの、私一人で帰れます。』
志「こんな時間に女一人で帰らせる馬鹿がいるかよ。」
『ごめ…ん…』
志「酔いは醒めたみたいだな。」
『はい。』
志「さっき………」
『ん？』
志「伊吹とキス、してただろ。」
『………もしかして志摩さん酔って…？』
志「いや誤魔化し方キツすぎ。」
デスヨネーーーーーー…
なんて心の中でツッコミを入れながら私はどう言い訳をすればいいか必死に考えていた。
…ん？言い訳？
なんで言い訳を考えているんだ私は。
だって…別に今はこの男と付き合ってないんだぞ？
『……酔った勢いでされた的な…？酒の席のノリみたいな…そんなですよ。』
志「ノリ、ね。」
少し歩くペースが上がった志摩さん。
こういう時は機嫌があまりよろしくないとき。
そこからはお互い沈黙のまま、気が付けば私のマンションの前に到着していた。
『えっと…もうここで大丈夫なので。今日は色々ご迷惑をおかけしました…では。』
志「……待て。」
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ハノン(プロフ) - はじめまして！とっても素敵な作品ですね！404とその仲間たち()とキャッキャウフフでとっても好きです！投稿頑張ってください！応援してます！ (7月15日 8時) (
レス) id: 88afc3cfcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - ななせさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです…！放送から一年経ってもまだまだ自分と同じファンの方がいてこちらも嬉しくなりました♪とても楽しく書かせて頂いてるので今くらいのペースで更新していければと思っています。これからもよろしくお願いします♪ (2021年8月22日 10時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
ななせ(プロフ) - はじめまして！とても楽しくて読みやすいお話で、いつも更新楽しみにしています！放送から1年経っても404とキャッキャウフフできるなんて…！これからもご自身のペースで、無理なく更新していただけたら嬉しいです♪ (2021年8月21日 23時) (レス) id: d2aff83b67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 琴さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいですー！リアルが忙しくなったら約束はできませんが、なるべく間開けないように更新頑張りますね。とても励みになります♪ (2021年8月17日 7時) (レス) id: d7545da616 (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品を毎日楽しみに仕事を頑張っています！すっごく大好きな作品です！これからも体調に気を付けて投稿頑張って下さい、これからも楽しみにしています！ (2021年8月16日 18時) (レス) id: acd88fef7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年8月8日 21時
