アベンジャーズAOU 強化人間はもう一人いた？

34話 ページ35

退散命令が出たので急いでホークアイのところにもどり、すぐに謝罪する。


『勝手にナターシャのところに行ってごめんなさい…』と深く頭をさげると、

「ああ、ナターシャもAが来て助かっただろ？」とホークアイが言うと、


「Aが来ていなかったら正直キツかったわ。A本当にありがとう。」

と私の後ろにいたナターシャがいう。

「と、いうことだ。Aも無事だったし、構わない。」と言って眉毛を下げて笑う。

『ホークアイ…ありがとうございます！』

「ホークアイは任務中の名前。
俺の名前はクリント。

クリント・バートン。」

『わかりました、クリントさん』
と言うと、うんうんと首を縦に2回振って

「さんもいらない。敬語も」と笑ってその場を去ってしまった。


「あー！そういえばA任務中にナターシャって呼んだでしょー？？」

『え！？嘘！？』

「気をつけてー！」

『はーい！』

初任務は大成功だったらしい。
足を引っ張らなくてよかった……。

35話→←33話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す