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腫れ物みたい ページ7
「おはよう！今日もいい天気やな！」
「はぁ？お前ちゃんと窓の外見たんか？どう見ても
最悪の天気やろ」
「なんで！そないな腫れ物を見るような
痛々しいモノを見るような目で見るんや！」
彼宮侑は昨日の事もあり
少し混乱していたが気分はいいみたいだ
一方で宮治は
昨日の事で侑に対して痛々しいものを見るような目で
見る事しかできなかった
「アンタらご飯出来たでー」
「「あーい」」
「なぁ、サム、母さん
山口の湯田って場所の行き方知っとる？」
「「はぁ？」」
「なんで母さんはともかくサムはそんな
さっきから腫れ物を見るような目で見るんや！」
「やって侑アンタここから山口て、、
何処かわかっとるん？」
「お隣の県ちゃうん？」
「バカか。山口は岡山のそのまた向こうや」
「ほーん初めて知ったわ」
「､､､､､」
毎日のように困らされる
母親も流石にこれには頭を抱えたようだ
まぁそれもそうだ
自分の息子がここまで無知だと言う事に
驚くのもおかしくは無い
「腫れ物みたい､､､､､」
と痛々しく思ってしまうのだろう
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作者名：辛口 | 作成日時：2024年2月11日 22時
