【文豪ストレイドッグス】Show time,charlatan party.8 (ページ10)

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Story324　松城ページ10

修哉が二階に上がって間もなく…

有沙「告られたの忘れたわけ？」

澪「え、あれって喧嘩のお誘いじゃなかったの？」

有沙「え、若しかして殴ったとか…？」

澪「Of couse」

有沙「本当、突然だよなぁ…

まあ、中学の時

優等生の澪より、不良の澪の方が人気だったけど

告白しようとした奴が多かったらしいけどさ

タラシが告って、一時的に諦めていた男子がタラシが殴られたって聞いてめっちゃ莫迦にしてたみたいよ」

澪「僕、タラシは嫌い

一途な人がいい

あと、優しい人」

有沙「理想、低いんだ」

澪「求めても、相手のお荷物になるわけでしょ

………多分、あの人のお荷物にもなったと思うし」

有沙「あー、何時だっけ

そんな話をしてくれたよーな」

澪「いや、何回も話したし

お前の話も聞いたことあるぞ

幼稚園の時、結婚を決めた相手とずっと付き合っていたけど

小学校高学年に入ってから、自分の考えていたイメージとは程遠い人物になって

思い切り、フったって話

で、中学の頃

一目惚れした相手に彼女がいて、思い切りぐれた

………まあ、真面目なお前より不良のお前の方が断然好きだよね

大雑把でドライな感じ？

お陰で、とても行動が読みやすいんだけど」

有沙「………その話、やめてくれない？

そんな過去はとっくに捨てたんだけど」

澪「棄てたなら、その分若返っているよね」

有沙「………時々、お前の話がわからなくなる」

澪「しょうがない

色々の人の思考回路を見てるからね」

有沙「はいはい、凄いですねー」