story318 松城 ページ4
有沙「まあ、そんなことは置いといて…」
修哉「置いとくんかい…;;」
有沙「次々と犯行が実行されてて、数日で被害が20件を超えた」
澪「わー、すごーい
誰だろー、潰したくなるなぁ…」
修哉「明らかに棒読み!!!」
有沙「手をうたないと、捕まるよ
澪」
澪「うん、知ってる
ても、めんどくさくてー…
ほーんと、嫌になっちゃうー」
修哉「あ、此奴面倒くさがりだから何言っても無駄」
澪「それは、お前だよ」
修哉「それもそうか…」
そう言って、目の前のオムライスにかぶりつく
誰も取って食いやしないのに…
有沙「てをうたないの?」
澪「打ちようがない
だから、何かが動くまで僕はしばらく黙って冬眠してる
昼も夜も『吉良澪』だ
『Fermezza』は、今は存在しない」
有沙「そうかい…
あと、もうひとつ情報があって…」
修哉「……モグモグ???」
有沙「元・武装探偵社、旁Aの脱走が確認された」
澪「…は?」
修哉「まじかよ…」
澪「食いながら喋ってんじゃねぇ…!」
修哉「わりぃ…」
有沙「どうやって抜け出したのかはわからない
まあ、未成年というのもあって保釈金を支払えば出れる感じだったんだけど…
親、祖父母共々捕まって…
誰が支払ったのか、わかんないんだよねぇ…
保釈金の支払い者の名前が偽物だった」
澪「厄介かもね…」
修哉「なんで?」
澪「アイツは僕らにとんでもないほどの屈辱を受けたんだ
恨みを買って当然だろ?☆」
修哉「あー、ね」
澪「家はいいとして…
店を潰されるのは阻止したいからねぇ
しばらくは、店で寝泊まりするしかないな
あ、修哉はどっちでもいいぞ」
修哉「残るに決まってるでしょ」
有沙「相変わらず、お熱いようで…
あ、惚気話聞きたいわけじゃないから」
澪「あったとしても、言うわけないから」
修哉「なんか、最近…
れいちゃ、反抗期なんじゃない?」
澪「僕は、Always反抗期ですけど」
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作者名:松城美樹 x他1人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時:2018年3月17日 23時