この世界は不条理で。76 ページ34
A「…ただいま」
ﾄｩﾜｲｽ「不機嫌だな！
行ってこい！！！」
A「何処にだよ…」
深い溜息を吐くと、誰もがこちらに視線を向けてきた
A「………何」
尋ねても、誰も答えなかった
…ま、いっか
荼毘「いや、不機嫌だなって」
A「ものすごく、自分でもわかってる」
弔「雄英、会見やるってよ」
A「……あっそ」
どうせ、責任問題的な謝罪みたいなことを市民共々に伝えるためだろう…
嗚呼、くだらない
爆豪「…拘束、外せや」
A「それはしない
だって、
逃げられる可能性大じゃん
何で、
わざわざそんな真似しなくちゃいけないの？
…捕まった奴って、
みんな同じことを考えててつまんない」
弔「八つ当たりは、よせ」
A「黒霧、ご飯
お昼食べたい」
黒霧「早くないですか？」
A「別にいいじゃん
朝、食パンだけだったし……
あ、爆豪くんの為に辛い食べ物でも作ったら彼の気が変わるかも」
爆豪「変わる訳ねぇだろ！」
A「知ってるし、そんなこと」
『優秀だから、雄英に入れたんだもんね』
そう言うと、目を細めた
A「あ、でもたまたまかもしれないよね
僕たち敵連合に捕まるんだもの…」
爆豪「黙って聞いてれば、てめぇ…！！！！！」
A「殺り合う？
別にいいけど…
下手すれば、
殺しちゃうかもよ…？？？
今、手加減できないから＿＿＿＿」
……………
＿＿＿手加減できないから
そう言った敵連合のAは、こっちを見てきた
一気に空気を張り詰め、俺は感じ取った
『此奴を敵にまわしてはいけない存在』なのだと…
それは、味方の奴等にも伝わったのか、
黒いモヤ野郎や二重人格野郎など
いつになく慎重に言葉を発そうとしたが
それは声に出ていなかった
弔「落ち着け、A
爆豪勝己くんは、大切な駒だ」
A「ハイハイ…」
適当に返事をしたAは、
いつの間にか出来上がっていたご飯に
箸をさした
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - ステイン様の小説も書いて欲しいです (2018年8月19日 19時) (
レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
松城美樹＠ねむちん(プロフ) - 漬け抹茶さん» コメントありがとうございます!少し読みやすさなど気にしていたので、意見が聞けて嬉しかったです。これからも、この小説をよろしくお願いします!!! (2018年8月13日 21時) (レス) id: a7834a998d (このIDを非表示/違反報告)
漬け抹茶(プロフ) - すごく面白くて読みやすいです！更新楽しみにしてます！ (2018年8月13日 19時) (レス) id: 64a5f6a1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松城美樹 | 作者ホームページ：https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時：2018年8月4日 22時
