大切な君を。23 ページ25
教室に入ると、生徒たちはこっちを一斉に見た
……人の目が好きじゃないのだけど
A「…授業始めます」
上鳴「あの、相澤先生は…」
峰田「てか、胸がおおｋ」
A「一応、イレイザーから貴方たちの話は聞いています
…で、今
彼は不眠で私のことを看病してたらしく寝てますので、私が授業を教えます」
飯田「校長先生からお許しは頂いたのでしょうか」
A「勿論」
緑谷「あの、質問…いいですか？」
A「ハイ、どうぞ」
緑谷「あの、さっきニュースを見たんですけど…
相澤先生が捕まえた犯人の個性が解除されて、一般人が目を覚ましたとか……
それと、貴女は関係が合ったりするんですか？」
A「…それに関してはイレイザーから聞いて
私では受け答えできないことだから
んじゃー、始めるので教科書何ページまでやった？」
……………
A「__________と、いう訳」
「「「わ、わかりやすい…」」」
A「多分、ここまでかなぁ…
あとは、自習にしてて構わないから」
梅雨「先生、お名前はなんて言うの？」
A「常無A」
麗日「常無先生はヒーローなん？」
A「…まぁ、一応」
切島「指輪してるみたいっすけど、
結婚してるんすか！！？」
A「………してるよ、一応ね」
芦戸「どんな人、どんな人ー！！！」
どんな人、か…
A「…厳しさの裏に優しさがあって
私を1番に気にかけてくれて
かっこよくて、いつも隣にいてくれる人
まぁ、私が一方的に頼りすぎなのかもしれないけど」
八百万「よほど、常無先生にとっては大事な人なんですね」
A「そうだね…」
そりゃ、自分の命と引き換えでもいいくらい大事な人だよ
自分に無頓着なのは『癖』
中学校に入るまでは『無個性』とばかり思ってたから
だから、
『私は社会の中の不適合者』
なのだとばかり思っていた
自分を卑下し、恨んだ
そして、現状もそう…
たかが『無効化』
戦闘向きじゃないし、ほとんどの使うことのない『個性』
…ヒーローに憧れたから、ヒーローになることを決意した
私は、とある過去の実績によるもので色々な事務所からスカウトを受けた
多少は、体育祭の活躍のこともあるとは思うけど…
まさか、消太と同じ事務所に入れることになるなんて思わなかった
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悠(プロフ) - やばい、ここまで見ただけで面白い！更新待ってます！頑張って下さい(*^^)v (2018年5月31日 7時) (
レス) id: 15e863391d (このIDを非表示/違反報告)
そこら辺の後輩 - ┗( ・∀・ ≡ ・∀・)┛ (2018年5月30日 20時) (レス) id: 3c10d8812c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松城美樹 | 作者ホームページ：https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時：2018年5月30日 1時
