人生という道とは。7 ページ8
……………
あとすこしでお昼…
と唱え続けて、早10分
授業終了まで、残り3分きっていた
…今日は何のご飯を食べようか
カツ丼が食べたいな…
とりあえず、胃袋に入ればなんでもいい
腹が減ったのだ
…朝飯食ったのかって？
食べるわけないじゃん((
おかげで、腹ペコだよ
このやろー((
誰のせいだよ((自分のせいか
今、英語の授業だけどまったく聞いていない
中学から英語は軽くかじってただけだし…
まぁ、赤点とっても問題ないだろう…
それに、ノートだけとっていればなんとかなるし…
範囲が決まってるんだから、そこだけ勉強すればいい
とりま、腹減った＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
マイク「今日はここまでな」
てか、あの先生の頭…
どうやったらあそこまで逆立つのだろうか……
鶏冠にしか見えへんわ……
…………………
1番に食堂に着き、カツ丼を頼むとすぐに出てきた
適当な場所に座り、黙々と食べる
緑谷「と、隣いいかな？」
緑谷くんと飯田くんとお茶子ちゃん
水樹「別にええよ」
緑谷くんが隣に座って、正面にお茶子ちゃん
その隣に飯田くんが座った
そーいえば…
水樹「なんで皆委員長やりたいん？」
緑谷「えぇ…
なんでって言われても……」
麗日「じゃあ、なんであの時水樹ちゃんは手を挙げなかったん？」
水樹「んー…
別に成績に関わるわけじゃないし…
まとめ役とか、やったことないし
人の前に立つのは苦手なんだよね」
…まぁ、ただ単に自分の行動が正しいのかまったくわからないだけなんだけど
何処かで警報音が大きく響く
思わず、体が反応して周りを見渡した
生徒達は非常口に向かって走っていく
何も知らない私たちはただただ呆然と座っていた
…なんか、急なことばっかりだな
個性把握テストといい、現状といい……
…まぁ、のんびりとカツ丼を食べるけど
だってさ、美味しいじゃん？
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作者名：松城美樹&Mitu x他1人 | 作者ホームページ：https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時：2018年5月26日 23時
