【MHA】価値観の相違は必然的で (ページ6)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:2,719 hit

人生という道とは。5 ページ6

現在、齢16歳

人生の悟りを開いたような気がした

このイケボを放つ先生が個性把握テストで最下位を『除籍処分』といい始めたのだ

水樹「先生！

それは、断固抗議します」

相澤「ほぅ…」

水樹「私、誰かと戦わないと実力が発揮されません！

こんな体力診断テストのみで『除籍処分』になる人と言ったら、私しかいないでしょう！？

あまりにも理不尽すぎます！！！！」

相澤「見込みがあればいいだけだろ」

水樹「私、毎年ボール投げは12mしか行かないし…

反復横跳びはやっているうちに靴が脱げて転ぶし…

上体起こしは筋肉痛になるし、立幅だと胸が揺れるからやる気失せるし…

50m走って中途半端だし、握力とか一応女なので弱いし…

長座体前屈なんて、私の体が硬いので無理

できるの持久走くらい！

てか、全ての競技で個性が全く使えない！！！

泣きたい！！！！！」

相澤「勝手に泣いてろ

…それじゃ、始めるぞ」

この鬼な先生を死んだら呪うことを誓おうではないか((

……………

結果、いい結果は出ずそこそこの結果となった

…まあ、中学よりは確かに記録は断然に良くなった

けど、最下位…ではなかった

持久走は意外と
上位の方に入れた

…まあ、カードで遊びながら走ってたんだけど((

良い子の皆、マネしちゃだめだぞ！？(((((

相澤「『除籍処分』って言うのは嘘な」

水樹「え…」

嘘…？

相澤「合理的虚偽だ」

………久しぶりに、誰かにウソをつかれて負けた

心理戦において、絶対的に勝っていた私

久しぶりの屈辱に、思わず笑った

水樹「先生、面白い

嫁に来て」

相澤「唐突だし、俺は男だ」

水樹「冗談に決まってるじゃないですか、先生」

暫く、退屈しそうにない

この担任の先生をからかって遊んで行こうと思う！

麗日「めっちゃキャラ濃い子やな…」

水樹「∞女子よりキャラは濃くないよ？

あんな遠くに投げられる人、初めて見たよ」

麗日「そ、そうかなぁ…」

てへてへと照れる女の子

可愛いかよ((

麗日「私、麗日お茶子

よろしくね」

水樹「清札水樹

よろしくね」

………人見知りだったんだけど、これ

人見知りって言わないよね…？？？？

とりあえず、お友達ができた！

先生が面白い！！！

なんか、もうここに来てよかった！！！！
(面倒なのには変わりない)