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限度26 ページ26
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あれから十数年
根津「これから、色々な教科を担当する先生に挨拶をしてもらうよ」
A「哀川Aです
教科はほぼ全て担当できます
緊急時や休みの先生方のサポートが基本的なので、ほどほどに頑張りたいと思います」
根津「何と言っても、哀川先生は此処の学校出身だからね」
臨時の集会でいきなり現れた姿に、結構変わったという印象を持った
髪は一段と長くなっていて、何時教員免許を取ったのか…
報告しないアイツに少し腹を立てた
山田「オイオイ、怒るなよ…？
驚かせたいって、Aが言ってたんだぜ？」
……彼奴、何を考えているんだ
山田「それより、イレイザー…
卒業アルバムの中になんて書いたんだ？」
相澤「…忘れた」
忘れてはいない
俺は、あれが最初で最後のことだと今ではもう確信していた
ステージから下りてきたA
俺を見るなり、目を逸らした
山田「…もしや、A
消太の事、意識してたりして？」
ニヤニヤして見てくるひざしを俺は盛大に無視をした
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作者名：松城美樹 | 作者ホームページ：https://twitter.com/matsushiro_m
作成日時：2018年5月12日 22時
