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藤side
別れを辛そうにしてるA。
今にも泣きそうで。倒れそうで。
「A。がんばれ」
こんな言葉しかかけてあげれない。
Aとは神ちゃんの次に仲いい友達みたいなもんやから
だいたい体調悪いとか不機嫌とかわかるねん。
聡「〜…ほんとにありがとうございました！！」
でもAがこんな顔見せるんは初めてかも。
聡「A。短い間だったけど、一緒にいてくれてありがとう！
絶対お見舞いくるから。」
『うん。ありがとう。これも。大切にするな。』
聡「うん。俺も」
ネックレスもろたんや。
こりゃ毎日つけるな。
バイバーイと笑顔で手を振る松島と外まで送る担当のしげ。
2人が前を向くと
ふらっ
「おわっ……A…？A！」
神「A！流星意識あるか！？」
急いで神ちゃんが運ぶ台をもってくる
淳太が来てくれて色々確認してくれる。
Aを支えてるから俺は動けへん。
望はショックなんかわからんがAを見つめて突っ立ってる。
照史や�陲舛磴鵑和弍�が早いからもうおらん。
淳「流星とりあえず5人で足りるから望どうにかしたって。」
「了解。」
Aは運ばれてるのにぼーっとしてる望。
「望」
望「……え？、あ、なに？」
「なんでぼーっとしてん。」
望「諦めるゆーたけどまだ好きやねん。
でも聡ちゃんとの会話聞いてたら
あ、この間には入れへんのや。って思ってん。
せやから聡ちゃんがいないうちは俺がAを守ったる。って思ったんに
いざとなったら足動かんくて…」
望の気持ちもわからんくない。
「望の気持ちもわかる。せやけど俺らは医者や。
望も1人前になれるようにがんばろな。」
望「そやね。」
俺が望のこと見てやらんとな。
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作者名：みんと | 作成日時：2017年3月19日 0時
