アイドルな君と病気の私。2nd (ページ3)

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外は晴れ。

一言で言うと

『めっちゃええ天気。』

聡「そだね！笑ぽかぽか陽気だね～！」

『春も近づいてきてるな！』

聡「ね！気持ちいい天気！」

『お散歩って言ってもなにするん？？』

聡「えとね。決めてない笑」

『なんやねん！笑』

聡「いい天気だったしなんか外出たかった！！」

『まぁたまにはええな！笑』

世間話したり意味が分かると怖い話とか色んな事を話してたら

『夕日になってきたな笑』

聡「めっちゃ喋ったね笑」

『部屋行こか笑』

聡「そーね笑」

車椅子を好きな人に押してもらうってこんなにもドキドキするんや。

車椅子だから出来たことやんな。

寝てたの結果オーライかな。

なんちゃって。

部屋につき

神「夜ご飯やで～」

重「やで～」

『お腹減ったー』

重「お昼おらんかったからやろ！

このシゲちゃんが二人分るんるんもってきたのに！！
2人ともおらんし！！」

『なにそんなぷんぷんしとんねん笑』

神「2人ともはよ食べや！」

「『はーい！』」

ちょっとの沈黙がながれる。

『昼間話しすぎたね……笑』

聡「そうだね……笑」

いつもなら静かになってもいやじゃない。

でも今は

苦しい。

『ゴホッゴホッ』

聡「大丈夫!?」

『ごめ、ちょっと、つまっ、ちゃって…笑』

必死に言い訳を探し心配をかけないようにする。

聡「あ！お水ないね！！とってくる！！」

聡ちゃんがいなくなった瞬間

棚から発作が出た時の緊急処置ができる注射みたいなものを打つ。

どうか。

どうか聡ちゃんが退院するまではもっといてくれ私の体。

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