アイドルな君と病気の私。 (ページ16)

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美「戻ろっか。」

『うん。ありがと。』

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いつも美勇人にお世話になってばっかだ。

何かお礼しなきゃ。

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部屋に戻ってくると聡君はまだ検査から帰ってきていなかった。

『よかった。』

美「俺も検査あるからもう行くよ。

なんかあったらまた来て。」

『うん。』

そうして美勇人は検査に行ってしまった。

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……

『やることない……ねるか』

独り言をつぶやきながらお昼12時あたりに私は眠りについた。

望「あれ？お昼持ってきたのに。」

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望side

俺が帰ってきてからなんかジャニーズ率高くな
い……？←

そしてなんだか久しぶりにみたAはなんだか少し

痩せていた気がした。

本人にそれを言うと

『じゃあ前は太ってたっていうの！？』

って怒るから言われへん。

俺はAが好き。

小さい頃からずっと一緒やった。

最初はまだ俺が小さかったからAの家がここなの
かと思っとった。

でもそれなりの年頃になって淳太くんから病気だっ
て伝えられたとき頭が混乱した。

確かにAが苦しそうなときはあったけど

まだ小さかった俺に刺激を与えないように

そういうのは避けられるようにしてあった。

そんときから

"Aは俺が守らな。"

そう思ってん。

でもなんだか最近は聡君と仲がいいというより

少しAが男として意識してるように見えるねん。

聡君に負けたないねん。

がんばらな。

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