11話 キバナ宅 ページ12
｢ただいまー｣
『おじゃましまーす』
靴を脱ぎ広い部屋に上がればリビングに通される
｢飯作るからお前はそこに座って待ってろ｣
『え、悪いよ、泊まらせてもらうのにご飯まで作って貰うなんて』
リビングと同じ場所にあるキッチンに立つ彼の元へ行けば
『今日はわたしが作るよ、色々案内してもらって泊めてもらうお礼ってことで』
と提案して"ね？"と念押しするように彼の顔を見れば一瞬考えるような表情を浮かべるものの優しい笑みを浮かべ
｢じゃあ、頼んだ｣
『うん！』
了承してくれた彼にわたしも笑顔で頷く。
｢オレさまカレーが食いたいなぁ｣
『カレー好きなのあの頃と変わんないね〜、カレーの食べすぎでそんな色になっちゃったの？』
｢んだと、大人をからかうと後が怖いぞA｣
『ちょ、待って待って、包丁持ってるから危なっ、キバナお兄ちゃんっ』
リクエスト道理カレーの野菜を切っていればわたしの冗談に面白がるように乗っかり後ろから抱きつくようにしてわたしをくすぐるキバナお兄ちゃん。
｢ごめんなさいが聞こえないなー？｣
『ごめ、ごめんなさいっ、謝ったからもう、許してってばぁ〜！』
くすぐりに耐えれず笑いながら許しを乞えば彼は"仕方ねぇな〜"と言ってリビングのソファーに戻る。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その後順調にカレーを作り終え、ポケモン達のご飯も作り先に与える。
『美味しい？』
別室にポケモン達のご飯を持っていきガツガツと食べる彼らにそう聞けば言葉にしなくても分かるくらいの満面の笑みを浮かべられ
『そっかそっか〜よかった〜』
｢A〜、そろそろオレさまもお腹すいたんだけど｣
『うん、わたし達も食べよっか』
またもや後ろから体重を預けるように寄りかかってきたキバナお兄ちゃんにそう言われれば部屋から出てリビングに戻る
｢お！美味そうだな｣
『当たり前でしょ〜わたしが作ったんだよ？』
｢へいへい、｣
『なにその反応ー！』
｢悪かったって、ほら、食おうぜ｣
『うん！』
『｢いただきまーす｣』
＿＿＿＿食後
『｢ご馳走様でした｣』
｢さてと、そろそろ風呂入るか｣
『うん、行ってらっしゃい』
｢オレさまの後でいいのか？｣
『別にへーきだよ』
｢じゃーお先｣
待っている間自分が作った料理を美味い美味いと言ってくれてご飯をおかわりしてくれた彼を思い出せば思わず頬が緩んだ。
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ROM-ロム-(プロフ) - キバナ推しには最高ですわ…あなたが神ですか()素敵な小説、ありがとうございます！更新、頑張ってください！ (2022年2月18日 18時) (
レス) @page26 id: 9ff21fafd2 (このIDを非表示/違反報告)
りーいか - キバナ好きには、たまんない！すごい好きやわまじで！更新待ってます！無理せず頑張ってください！ (2020年11月24日 21時) (レス) id: 5ed0e12fec (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん(プロフ) - 月巳 椿さん» わぁぁぁなんと嬉しいお言葉...！最近サボり気味なので頑張って更新します！コメントはすっごい励みになるので嬉しいです！無理のない程度に頑張ります！ (2020年2月10日 21時) (レス) id: dd3c456777 (このIDを非表示/違反報告)
月巳 椿 - もうキバナさんが好きなのに、この小説でより好きになりました！無理せず頑張ってください！！ (2020年2月10日 17時) (レス) id: 4804da1457 (このIDを非表示/違反報告)
まつりちゃん(プロフ) - 松野かほさん» 待たせてしまって申し訳ない.......()これからも妄想全開で頑張ります、これからもよろしくお願いします！ (2020年1月6日 0時) (レス) id: 3241b0dcf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつりちゃん | 作成日時：2019年12月22日 5時
