【キミガシネ】おまわりさんの拾った女の子が可愛すぎる

11話 再会 ページ13

ＮＯSide



ピンポンと軽いチャイム音が鳴る、するとケイジは立ち上がり。


ケイジ｢お、来たね｣


と言ってゆっくりとした動作で玄関に向かう


『サラに会える……』


上機嫌で語尾に音符がつきそうな声色でそう言いケイジの後ろをちょこちょことついて行く。


ケイジ｢(ちょこちょこおまわりさんの後ろについてくるAちゃん仔犬みたいで可愛いなぁ)｣


ケイジが微笑ましくAを見ていれば連続でチャイムが押される。



ピンポン＿＿＿＿


ピンポン＿＿＿＿ピンポン＿＿＿＿

ピンポンピンポン＿＿＿＿

ピンポンピンポンピンポンピンポン＿＿＿＿

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン＿＿

ピンポンピンポン＿＿＿＿



ケイジ｢あ〜ちょっとイタズラしすぎちゃったかな？｣


『イタズラ？？』


ケイジ｢後後わかるよ｣


ケイジがへらっと笑い玄関の扉を開ける
すると今にも噛みつきそうな勢いでサラとジョーが室内に入ってくる。


サラ ジョー｢｢A！！｣｣


『サラ！ジョー！来てくれてありがとう！』


サラとジョーの姿を見れば一目散にそっちへ走り2人を抱きしめる。


サラ｢A！？大丈夫か？！ケイジさんになにもされてないか？！怪我は？！｣


ジョー｢痛いところはないか？！暴力とか……？！｣


『ふ、2人とも何言ってるの？？私ケイジさんに何もされてないよ？』


サラ｢でもケイジさんに誘拐されて……｣


ケイジ｢サラちゃん、ジョーくん、いらっしゃい
よく来たね〜｣


ジョー｢ケイジさん！どーゆー事だよ！いきなりAを誘拐するだなんて……！！｣


ジョーとサラは今にもケイジさんに飛びかかる勢いで睨み、私を強く抱きしめる


『誘拐？！？！ま、まってまって！私誘拐なんてされてないよ？！』


サラ｢でもケイジさんがLINEで……｣


ケイジ｢ごめんねサラちゃん、おまわりさんのイタズラが過ぎたみたい｣


へらっと笑い首に手を当てて首を傾げるケイジ。
するとサラとジョーは玄関で崩れ落ちる


サラ｢一体私たちが……｣


ジョー｢どれだけ心配したか……｣


ケイジ｢ごめんごめん、ついね｣


『もーケイジさん！サラとジョーに意地悪しないでください』


むっとしてぽっペを膨らませればケイジは笑って頭を撫でる。



ケイジ「いや〜ここまで2人がAちゃんのこと大好きだったとは知らなかったからね、ちょっとやりすぎたね」


そう言って薄く笑えば2人を居間へ通す

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